榎本くるみ/宝美ライブ@三軒茶屋グレープフルーツムーン
さて、今日はグレープフルーツムーンで宝美さんと榎本くるみさんのライブ、ということで、開場の1時間ほど前にグレープフルーツムーンに行くとすでに10人ほど並んでる! グレープフルーツムーンの前方の席って20席ないのに、1時間前にしてこれか…。
開場。なんとか3列目に座れました。未だ尾てい骨骨折治療中の私には前の方の椅子がとっても欲しかったので丁度よかった。
入場のあとで、前回のライブと同じ「生まれたところを遠く離れて」のCD-Rを配ってました。今回は「すでに持っている人は誰かに必ず上げてください」だそうですので、そうすることにしましょう(笑)。
その後も、こんな混んでるグレープフルーツムーンは初めて、というくらいみっしりと人が入って、その入場に時間がかかっていたのか20分以上遅れてスタート。
まずは宝美さんのステージ。パーカッションの中北ゆうこりんが先にステージへ。行進曲のリズムで残りのメンバーがあの「花道」を通って入場。今日はゆうこりんパーカッション、ラーさんギター、サクちゃんピアノという構成のバンドです。
最初の「青い鳥」、そしてワンマン以来久々の「透明な空」、気持ちよかったなぁ。まあ、今回は宝美さん的にはベストコンディションとは言えないと思うけど、楽しそうに歌っていてとてもよかった。
最近は弾き語りも定着してきたけど、「キレイになりたい」でギターの弾き語り。徐々に上達中ですね(笑)。そして次の「約束」は素晴らしかったなぁ。櫻井大介さんの優しいピアノとの響き合って、とても素敵。
次は新曲。正月に2週間ほど、やるきなしー、ぐでー、な、日々を過ごした後に、作った曲だそうです。「なまけもののうた」。この曲、ホンワカとしたメロディにまさにそのグダグダ感が出ている曲なんだけど、歌詞がいいねぇ。
「ああ生きているだけですごいはずなのにへこむのなんでだろ♪」
のフレーズが特に好きです。
この曲ではゆうこりんの妙な楽器や自転車のホイール(晴れ豆で開演前などに時々流しているフランスアニメ「ベルヴィル・ランデブー」を思い出す・笑)も使われて、思いっきり楽しかった。
そして「風景」では再びギターを取り出すぼーちゃん。観客のみんなは手拍子、ってことで、これまた楽しかったー。
ちょいここでしんみりと、Keyだった時代のこともMCでほのかに涙目で語りつつ「心の鍵」。これも素晴らしかった。そしてこのバンドでのラストはやはり「ジャアネ サヨナラ グッドバイ」でした。
本当のラストはピアノ弾き語りソロで、「生まれたところを遠く離れて」。これはムチャクチャよかった! 響いたよ。
ということでセットリスト。
で、この後物販で「なまけもののうた」宅録版CD-Rが販売されたんだけど、気がついたときにはすでにあと4枚な感じ。なんとかギリギリセーフで購入すると、レーベル面にNo.17と手書きで書かれていたので、なんとこのぎゅうぎゅう詰めのグレープフルーツムーンで20人だけが買えたのね。すごい。
てなことで、榎本くるみさん。ぼーちゃんがふわふわな感じのカッコだったんだけど、くるみさんはシャープなイメージで登場。しかもクルミラクルズバンド(でいいの?)のイカツイ面々にハードなサウンドで、第一部のぼーちゃんとはまたぜんぜん異なる爆音ライブを聴かせてくれました。
前半ではなんといっても、「あなたに伝えたい」が素晴らしかった。宝美さんがMCでも話していたように、このハードなサウンドの中でも響くピーンとした声は魅力だよね。
「素晴らしい世界」や「冒険彗星」の、このアレンジでの歌も素晴らしかった。本編ラストは「振動」。いやー、良いライブだった。この間のワンマンよりも良かったな。
アンコールは、「『愛すべき人』を歌いますね」ということで、「愛すべき人」。この曲、なんといっても私は大好き。
てなわけで、セットリスト。
いやー、なんとも充実したライブでした。これからのライブも楽しみ。