『Naturarythm vol.4 ~Winter Special~』@代官山LOOP
さて、今年のライブ収め、「Naturarythm」という名前のイベントにやってきました。 会場の代官山LOOPはじつにオサレな場所にあるいかにも代官山っぽいライブハウス。
出演者はこんな感じで…(出演順)、
- サイトウクミコ
- 諫山実生
- 宝美
- 笹川美和
- the generous
てなわけで、私のお目当ては宝美さんです。あと、諫山実生さんもちょいと…。当日まで主催のthe generousのボーカルyokoさんが矢沢永吉の娘さんであることも知らなかった私です。すみません。
で、サイトウクミコさんのステージで、ちょいと音響に不安を感じた私です。なんというかいわゆるライブハウス的というか、あんまりそういう方面には詳しくないけど、レベルの高い部分でちょい歪む気がする感じ。こういうのってあんまり宝美さんに合わない気がするんだよなぁ、と。
というわけで諫山実生さん。今日は二番手。パーカッション(「鍵」が素敵)とエレピ(諌山さん)の構成でした。実は結構好きです。
何といっても、「月のワルツ」 でのパーカッション、美しかった。年のシメはこの曲にしたいと思っているという「Eternal Love」 、いい曲だよなぁー。
そういえば「虹色ラブレター」 で3度目の「みんなのうた」登場を果たした今年ですが、「みんなのうた」関連の企画ライブがあるようです。
てなことで、諌山さんのセットリスト。願わくば「スピカ」 も聴きたかったなぁ。
次は宝美さん。ふわふわな感じの衣装で椅子に座って歌いだします。サポートはピアノこうちゃん、ギターにラーさん。
一曲目は「メロディー」。やっぱり最初の予感の通り、こういう音響と宝美さんの声は合わないと思う。その前の晴れ豆ワンマンと恵比寿のルルティモが実に宝美さんに合った音響だったこともあり、余計そう思うのかもしれないけど。
でもこの「メロディー」、歌詞がとても素敵なのです。最近曲や詞をたくさん作っているみたいだし、その中から生まれたこういう曲もとてもいいと思う。
そして、「今日は年末なのでパーッと」ということで、アップテンポな「青い鳥」と「キレイになりたい」。最近のライブで定番になりつつあるギター弾き語りも、少しずつ上達しているかな。
MCでは「パーッと」とかいいつつ、次は「約束」でしっとりと。宝美さん、このあたりで調子が乗ってきた感じかな。音響が合っていない感じも、このあたりで気にならなくなって、歌の世界に入り込めるようになってきた。
そしてみんなで楽しく、「風景」 。今年もいろいろな風景に変わっていきます。何気に今年18回も行った宝美さんライブ(笑)。いやー、いろんな思い出が (笑)。
そういえばルルティモの公式ライブレポで「来年に予定されているデビューへの期待を高めてくれた」なんて書かれてしまっていますが…、ということで、来年もいろいろありそうですね。よろしく。
ラストは、ピアノ弾き語りで「生まれたところを遠く離れて」。今年の宝美さんの曲で一番印象に残った曲はこれ。
9月に北海道に電車で行ったときに作ったということは以前に聞いていたんだけど、今回のMCで「一日目は仙台までしかいけなかったんですけどね」ってことは、もしかして18きっぷで行ったのかな? 私も10代の頃、鈍行と青函連絡船(トンネルじゃないよ)を乗り継いで北海道まで行った懐かしい思い出が…。
さりげない愛を時に失い
いつかはきっと ねぇ 辿りつけるかな
手を伸ばし触れた 新しい世界
生まれたところを遠く離れて
さて、ぼーちゃん、今年に何を置いていくのかな。来年何を新しく拾っていくのかな。素敵なこの弾き語りで、ことしのぼー納めをさせていただきました。来年もよろしくお願いします。
セットリスト。
ちなみに、ライブ後の客席後方にて。ルルティモのライブレポの件は、ぼーちゃん「知らないんだけど…」、マネージャーうだっち「俺も知らない」だそうだけれども、まあ、うだっちはすっ惚けてるだけかもしれんからなぁ(笑)。
実はその次の笹川美和さんも結構興味が合ったのです。最近はインディーズで活動していたんですね。実は生で聞くのはこれが初めて。
メジャー時代の「笑」 や「迷いなく」 、「氷砂糖」 なども聴けたし、素敵なステージでした。なんか、かつての宝美さん並みにMCが少なかったような。
てなことで、いいイベントでした。
ちなみに、本日のおみやげは「生まれたところを遠く離れて」の弾き語り版のCD-R。
この間のワンマンの時の「ぼーらじ」に入っていた時の音源よりも、格段によくなっていますね。クリスマスプレゼントがわりにいただきました。
さて、今年のライブ、これですべて終了! 今年ははたして何回ライブに行ったのだろう?