再開発で失われゆく旧津久井道(2)
パート1からの続き。
多摩区役所の前。ここで旧津久井道は、再開発済みの広い道路の下に埋もれる。 実際は右にある広い歩道のあたりが旧津久井道で、 よく見ると奥に行くほど実は歩道が広くなっているのは昔の道筋の名残。
このあたりの歩道の広さは尋常ではない(笑)。 この写真中央辺りの道に旧津久井道は続きます。
このあたりから商店街に。
この三角形の建物はパン屋「プチハウス」。実は結構有名な店らしい。 バゲットを時々買ってくるけどとても美味しい。
先日新しく改装されていたけど、再開発との絡みは大丈夫なのかな?
この右が、所ジョージ御用達らしいお肉屋さん「伊勢屋」。
伊勢屋のシャッター。このあたりは、シャッターにナマズのキャラで絵が書かれています。 川沿いだから、ナマズが名産だったのかな?
さらに商店街は続きます。シャッターが多いのはシャッター街になったわけではなく、 日曜休日の店が多いのです。
かつての宿場町の風景を思わせる絵が描かれたシャッター。 まさにこの前の道が津久井道なのです。
例のS字カーブ。まずはここを右に曲がります。
で、すぐに左に曲がります。S字型に曲げられた道は、実に宿場町ですね。
このS字の真ん中にある魚屋のシャッターは、只今製作中…。
この左に曲がるカーブ、実際は十字路になっていますが、 よく見ると左に曲がるカーブに、 右と前方の道を取ってつけたような感じになっていることがわかりますね。
そのカーブのところに、「登戸の下駄作り」という歴史説明の看板があり、 現在でも靴屋があります。
さて、S字カーブを抜けるともうすぐ登戸駅です。
ここに「柏屋」という日本料理屋があるのですが、ここはかつて旅の宿屋だったそうです。 なにやら今日のお祭りで賑わっていますね。
おお、神輿が置かれていました。 地域の歴史を振り返るにはいい日、ですね。
続く。