さて、行ってきましたよ晴れ豆！

今日は宝美さんの主催イベントで、出演者は(出演順に)

• 河合杏林
• より子
• 宝美

と、なんとも私的には素晴らしい組み合わせ！

開演前に、マネージャーうだっちに、10月の月見ル君想フでのライブのブッキング、素晴らし過ぎ、ということを話したり(笑)、まあ、いろいろと。だって、矢野絢子withシマフミと対バンですよ。私は興奮で鼻血が出ちゃいます。多分。

今日はなぜかドリンクにオリオンビールがあったので一杯…とかいいつつ、その後久米泉を二杯飲みましたが…。

てなわけで、トップバッターはオープニングアクトで河合杏林さん。相変わらず、ギター弾き語りによく通る声、若手のギター弾き語りアーティストとして、とても気になる存在です。

透明傘って曲は初めて聴いたなぁ、なかなかいい感じ。アルバム収録のその他の曲も、いいライブでした。途中2曲ほど、より子さんが楽屋から出てきて、客席で聴いていましたね。

MCで、中学時代に友達から、いい曲あるよー、って教えられたのが、より子さんの『ほんとはね。』だったとか、そういうエピソードも交えつつ…そういえば、晴れ豆に初めて出たのも、実は宝美さんの出たライブのときだったのだそうです。なるほどー。

本日のセットリスト。

1. 季節の終わりの手紙
2. 透明傘
3. ナナイロバード
4. また、明日。

はてさて、次はより子さんですよ。構成はピアノ弾き語り。晴れ豆だとやっぱりグランドピアノだからいいよね。最近、より子さんのライブとは本当に日取りの巡り合わせが悪くて、かれこれ2年近く行けてなかったと思うんだけど、やっと久しぶりに聴けました。

(でも早速次のワンマン@渋谷DUOも、都合が悪くなってしまった…orz。誰かチケットいりませんか？ 150番台)

「うた」 から始まりました。いやー、カッコいい弾き語りでしたよ。途中、ピアノを止めてクラップだけで歌ったり、「Vant」 の最初ではマイクを横に押しやって生声に近い形で歌ったりと、演出も良かったけど、久々に聴く、しかも弾き語りのより子ライブはやっぱりいい。

「ほんとはね。」 では先ほどの河合杏林さんのエピソードなどを交え、自分が中学生の時につくった曲を中学時代に聴いてもらってたのはねー。なんて話をぼちぼちと。

ラストは「HIKARI」 。この曲、久々に聴きたかったんですよ。いや、シングルにもなっているから音源としてはあるんだけど、やっぱりこの曲はシンプルなピアノ弾き語りに映えると思うのです。多分、この曲を初公開したライブも私は聴いていると思う。O-Crestで。これ、より子さんがNYに行った時に出来た曲でしたよね、確か。

かなり久しぶりに聴いた弾き語りの「HIKARI」 は最高でした。ラストにありがとう。

ということで、本日のより子さんのセットリスト。

1. うた
2. それでいいのですか？
3. ほんとはね。
4. Vant
5. HIKARI

さて宝美さん、本日何やら重大発表があるとのことでしたが、なんと11月20日に晴れ豆でワンマンライブをするらしい。素晴らしい。いつか聴いてみたかった晴れ豆ワンマン。

今月で晴れ豆は3周年だけど、晴れ豆に始まる宝美さんの現在の音楽活動も2周年ですね。やあめでたい。今日はメインの主催イベントという事でちと時間も長めだ。

さて、今日はピアノとギターのサポート。どちらも宝美さんとは初めての人。誰だろう？ と思ったらイントロが始まりました。んー、すごいね！ と思ったところで宝美さん登場。今の季節らしく、「夏祭り」。ん、いいねぇ。ひゃらら、ひゃらら。

そう、宝美さん、髪を再び黒くしましたね。あと、前髪かなりパッツン。でも肩の辺りが日焼けでちと痛々しい(今回は海ではなく、榎本くるみさんを聴きにRIJに行ったらしい)。

2曲目は聴いたことない曲。おお、新曲だ。「キレイになりたい」という曲らしい。…っていうか、なんかとてもかわいい、この曲(笑)。うーむ。こんな曲も歌うのか。そしてちと雰囲気を変えつつ、ピアノだけで「約束」。今日はとても宝美さん楽しそう。っていうか、今日のピアノの人、なかなかにすごくないですか？

ここで後ろから椅子を引っ張りだしてきて、よっこらしょっと。

メンバー紹介。まずはピアノは斎藤有太さん！

「うちの近所の飲み屋で、『ピアニストさん探しているんですけどー』と言ったら紹介された」

…ということなんですが…。どういう飲み屋さんですかそこは。今度教えて(笑)。

「みなさんのうちにあるCDなどには、多分必ず演奏しているものがあります」

ということで…いやー、本当にありますねー。椎名林檎の「ギブス」とか「罪と罰」とか「本能」とか…。

そしてギターは、新井"ラーメン"健さん！ おお、中孝介さんなどとやられている方なのですね。なるほど。「絆歌」の「風よ」つながりなのかな？ と勝手に想像。

ここから、椅子に座ったまま「神様。」、そして「風」。そして椅子をうだっちが後ろに下げて、「透明な空」！

全体的には、この間の代官山LOOPみたいに、B面(死語)的セレクトが多かった感じはあるけど、その分宝美さんが楽しそうで、また軽やかに歌っていてとても良かったと思う。特に「透明な空」は久しぶりでよかったなぁ。

ここでちょい長めのMC。子供の頃に、童謡を歌いだしてから、小学校の頃にSPEEDとかを歌ったり、初めてカラオケに行ってみたり、そういう「歌の想い出」から、今の歌に対する想いとかを話していたら感極まってしまったらしく、涙が…あ、今日はマスカラが危ない(笑)。

ということで、客席から「マスカラ落ちてる！」とのチェックもあり、笑いつつなんとかリカバー…何とか出来たかな。「見苦しくないですか？」と客席に訊いたら、後ろの方から「見苦しい！(笑)」な突っ込みあり。なんかいいな、こういうの(実はツッコミを入れたのは御徒町凧氏らしい…)。

そしてラストの2曲は…「心の鍵」と「世界が終わるとしても」でした。この2曲は本当に素晴らしかった。特に「世界が終わるとしても」は凄かったなぁ。なんか、色んな事が吹っ切れた感じの、とても素晴らしい「歌」だったと思います。

アンコールの拍手が鳴り止まないので、どうするのかなー。と思っていたら、宝美さんだけがステージに出てきて

「アンコールとか苦手なので、出来ないんですが、挨拶でいいですか？ どうもありがとう！」

ということで…、いやー、本当になんか吹っ切れた感のある、いいライブでした。

本日の宝美さんのセットリスト。1時間近くやったのかな？ 久しぶりに9曲も。

1. 夏祭り
2. キレイになりたい
3. 約束
4. 神様。
5. 風
6. 透明な空
7. 風景
8. 心の鍵
9. 世界が終わるとしても

そういえば、宝美さんには「心の鍵」「光」という曲があり、より子さんには「ココロの鍵」 「HIKARI」 という曲があるので、密かに同じタイトルの曲やらないかなぁ、と思っていたのですが、今日は「心の鍵」vs「HIKARI」 ということで、ニアミス。残念！

はてさて、宝美さんはこれからも素晴らしいライブが続きますよ。ワンマンはもちろんだけど、最初にも書きましたが、私としてはやはり10/17の矢野絢子との対バンが気になりまくりまくり。楽しみだー。