フナクスの海・1
さて、今日は池間島の海でのんびりとしたいと思います。 今回、セブンシーズさんに半日プランでガイドをお願いしました。
今日行ったのは、池間島の定番のシュノーケリングの名所らしい、フナクスです。 最初に書いておいた方がいいな、と思うので書きますが、 セブンシーズの方のお話では、最近シュノーケリングの名所になりすぎて、 サンゴの上で立ってしまう人や、餌付けをしてしまう人なども出てきて、 ちょっと困ったことになっているとのこと。
ここでシュノーケリングをするときは、サンゴを守るために必ずライフジャケットを着けて、 餌付けなどは絶対にせず、可能ならガイドを頼んだ上でやって欲しい、とのことでした (ちなみに、同じ趣旨で今回宿泊の「凸凹」でも、 ライフジャケットの無料レンタルをしているそうです)。
フナクスはこちら。Google Mapsの写真からも、 美しいサンゴがきれいに見えています。 ちなみにフナクスは「船越」と書き、 かつて池間島が隆起環礁で馬蹄形の島だった時代に、 船を内側の入り江から外に持っていって海に出るのに便利な、 一番陸地の幅の狭い場所だったことから付いた、という説もあるようです。
そして、地元の信仰で死者が北の空に帰る場所、という聖地とされており、 横の小さな岬は島のユークイの祭において回る重要な拝所の一つともなっているらしい。 なのであまり妙なところに入り込まない方が良いかと思います。 そんな場所がここ、フナクスです。
さて、早速海を覗いてみましょう。 撮影はオリンパスμTOUGH-8000。 浜から本当にすぐ目の前に、素晴らしいサンゴが広がっています。
そして魚がすごい。 もっとも、ガイドの方の話によると、これだけ人のところに魚が集まってくるというのは、 餌付けをしている人が多いのが理由ではないか、ということでした。
いやー、本当にすごい。
海は結構流れています。
浅い場所のサンゴは、立ってしまう人やフィンによる破損で、 かなり状態が悪いとのことですが、それでも素晴らしいサンゴです。
そしてそんな場所を泳ぐこの魚の大群…。
少し海に出たところから、南側の巨岩を撮ってみました。 最初、この岩の形からフナクスという名前が付いたのかな、とも思ったのですが、違うようです。
ゆったりとサンゴの上を流されてみます。
こちらの破損したサンゴは、人為的なものではなく、先日の台風によるものではないか、とのこと。
でっかなイソギンチャクに隠れるクマノミが…。
んー、かわいい。
しかし、本当にすごいサンゴだなぁ…。
この、すごくカラフルなカワハギみたいな魚、 結構見たんだけど、カメラを向けると…、
…逃げられる…(笑)
カラフルな魚の群れ。すごいね。
興奮でアングルが落ち着かない動画で申し訳ない。
本当に素晴らしいサンゴと魚を堪能してしまいました。
あ、再びこのカワハギくんみたいなやつが…。 面白い格好をしているな。
さて、そろそろこのあたりで一旦岸に上がりますか。
うーん、ずっと浮いていると、岸に上がったところで重力が全身にずっしりと…重すぎる! 続く。