矢野絢子/小山卓治『Beast meets Beauty #4』@代官山・晴れたら空に豆まいて

ということで晴れ豆に、矢野絢子・小山卓治ライブ『Beast meets Beauty #4』に行ってきました。

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これは小山卓治さん主催イベントで、気になった女性ボーカルの方を呼んで行う、という趣旨のようです。

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まずは小山卓治さんのステージ。初めて聴くので、全く知らない曲ばかりだったのですが、かなりよかったです。それぞれの曲をカバーしあうという企画では、小山さんのセレクトは「それから空は」。ギター弾き語りでまた全然別の曲になっていたけれども、これもまた良かった!

矢野さんのステージ。今回も史香さんのヴァイオリンサポートです。なにげにこちらも、知らない曲がたくさん。一曲目はさいとうりょうじさんの「ルームサービス」という曲だったんだけど、これが初めて聴いた曲ながら、とってもいい! 「愛の迷路」では史香さんとの絡みがやっぱりカッコ良かった!

絢「今夜は、二人で小山さんにヴァージンを捧げるつもりでやってきた、矢野絢子と嶋﨑史香です」(史香さん、いつもの「ゲッ」っていう顔)

との自己紹介もあり爆笑。

この後、中川千夏さんの「つたわって」という曲をやったんだけど、一度この人のライブも聴きたくなった。

で、お互いの曲のカバー企画は…。

絢「なんか、小山さんと私は似ている気がする」
絢「最初は、えっ、って曲をやろうとも思ったんだけれども、やっぱりアルバムを数枚聴いて、一番素直にこれだと思った曲をやろうと思った」

ということで「種の歌」という曲。これは本当に素晴らしかった。なんかこのまま矢野さんのカバー曲レパートリーに加えてほしい感じ。歌詞がドラマチックで、とても良かったなぁ…。

その後は定番の「ユアソング」、そして聴いた事のない曲が2曲「蛍探し」と「夜の隅」で、矢野さんパートは終了。いやー、特に「夜の隅」、いい曲だなぁ。またぜひ聴きたい。

ということで、矢野さんパートのセットリスト、こんな感じでした。

  1. ルームサービス(さいとうりょうじ)
  2. 愛の迷路
  3. つたわって(中川千夏)
  4. 種の歌(小山卓治)
  5. ユアソング
  6. 蛍探し
  7. 夜の隅

この後は最後に二人でセッション。何の曲をやるのかなぁ、と思ったら、「てろてろ」でした。おお。ピアノ、ヴァイオリンにギターが加わって、また別の「てろてろ」。いいステージでした。

アンコールは2発。「一本道の途中」と「ニーナ」。ということで、結局20分ほどのアンコールでした(笑)。「ニーナ」はセッション形式でまた全然違った形になっていて、でもやっぱり泣けてくる…。素晴らしい曲だ、本当。

こういう、誰それ主催の色が濃いライブでの、ゲスト的な矢野さんってのも、なかなか面白いね。また聴いてみたい。

ところで、アカリトリの会報最新号によると、田部和香さんが歌小屋で復活?ですか? ぜひ、一度何かの形でライブを聴いてみたいです。あと、久しぶりに矢野さん、沖縄ツアーやるのね。10/2に那覇の桜坂劇場(おお!)、10/3に石垣島。行きたいけどちと辛いかなぁ…。