Pacific-18にPD-A530ではじめてのSPDペダル挑戦
はてさて、Pacific-18で実はかなり以前から使っていた着脱式のEzyペダルですが、 さすがに最近くたびれてきたのか、着脱もうまくいかなくなってきたため、 この際だからペダルを変えようかと。
で、この際だからSPDかなんかのビンディングタイプに変えてみるのはどうか、 ということで、「BD-1 SPD」などのキーワードでいろいろ調べつつ、 どうしようかなー、と。
まず、シマノのビンディングタイプのペダルにはSPDとSPD-SLってやつがあって、 前者は主にMTBやコンフォート向け、後者がロード向け中心となっているらしい。 で、SPDのシューズは(ちと音や床の傷が気になるにせよ)結構歩けるシューズもあるみたいだけど、 SPD-SLのシューズは、とても歩くのが大変っぽい。 ああ、あの多摩川でよく見かけるペンギンみたいな歩き方はそれが原因だったのね、 と合点。
なら私的にはSPDだなぁ、と。とりあえず歩きたいし。 で、SPDには片面タイプと両面タイプがあるそうな。 両面は、はめるときに面を選ばなくていいや、という利点があるんだけど、 片面には、ビンディングがある面と、普通のペダルのようになっている面の両面がある、 リバーシブルなやつがあるらしい。
ガンガンに走る専用にしたいわけじゃなくて、 町中をふらっと走る楽しみもやっぱ重要だよね、と思っている私としては、 こっちの方がよさそう、ということで、いくつかの競合製品と検討して、 結局シマノのPD-A530っていうペダルを買ってきました(後述のシューズといっしょに)。
あと勉強したところ、ビンディングを固定するシューズ側のパーツをクリートと呼び、 このクリートはシングルリリースとマルチリリースという区別があるらしい。 シングルリリースは水平方向に足をひねった場合のみにビンディングが外れるようになっていて、 マルチリリースは斜めにひねった場合も外れるようになっているらしい。 ちなみに、PD-A530に付属していたのはシングルリリースタイプ。
ペダルの選択はある程度ネットでも出来るけれども、 シューズの選択はやはり実店舗で試し履きしながらでないと怖くて買えません。 私はとても足の幅が広く、普段は26.5cmの4Eなんて靴を履いているので、 SPD-SL用のカッコいいシューズなんてそもそも入らなそうですけどね (そもそも眼中になかったのでもしかしたら私の足に合うやつもあるかも?)。
結局探し始めた一軒目では合うSPD対応シューズを発見できず (そもそも論外、って感じの合わないサイズしかなかった)。 二軒目の店員のお兄さんが結構親切でいろいろ教えてくれながら選んだところ、 結局SPECIALIZEDのBG TAHOってモデルの27cmが、 かなりぴったり合うことが判明しました。 自転車のシューズは歩くこと優先ではないので、 あまり余裕のあるサイズは特によろしくないということで、 ちょっと厳しいかな、程度がいいらしい。
なにげに、これでシューズ、サドル、グローブと、主要なチャリと接触するためのパーツが全てSPECIALIZED BGシリーズになりました。
この靴裏のスペシャライズドマークの部分、ここにクリートを着けるようになっています。
なんか、カッター等で周囲をぐぐっとやった後(この手順、いらなかったかも)、 ペンチでベリベリ剥がすと、覆っているゴムの部分が剥がれてきます。
クリートを取り付けるネジ穴の部分、前後に動くようになっています。
で、ここにクリートを取り付けてみました。
さて、これが以前から使っていてかなりガタがきていたEzyペダル。 レンチで取り外し完了。
こういう工具セット、あるといいですよね。
新旧ペダル比較。新しいやつは、横幅は狭く、縦は長くなっていて、 ビンディングじゃない面も踏みやすそう。
グリスを付けてねじ込みます。ぐりぐり。
試しに、いっぺんシューズを取り付けてみて、手で外してみました。 思ったより固い! たしかに買う時にも、 店員のお兄さんに「最初はかなり緩く調整して練習してください」と言われたけど、 これは結構固いわ。
てなことで、このネジを左に回転させて、緩めました。 緩めすぎて外れてしまうとシマノ送りの修理となってしまうらしいので、 ネジの様子を見て大丈夫か確認しながらやった方がよさそうです。
てなわけで、左右とも調整完了。
まずは、家のすぐ外で初めてシューズをを履いた状態で、取り付けてみることにしました。 最初はまずコケますなんてネットにいろいろ書いてあるけどそんなことねーだろ、 と思って片方パチンと留めた途端にコケそうになりました(笑)。 慌ててなんとか足を横にひねって外せましたが、危機一髪。…大丈夫かこれ?
教訓。初めてSPDのペダルにシューズを履いた状態で嵌める際は、 最初にはめるペダルの側に壁がある状態でやってみましょう (要するに、ペダルから足が外れずに、嵌めた側にコケそうになるので、 そちらに壁があれば、仮にペダルが外れなくても手をついて止められる)。
その後、家の近所で車が来ない場所でのんびりとはめた状態のままぐるぐると回ると…、 何となく要領が分かってきました。なるほど。
で、多摩川を立川辺りまで走ってみました。
なんか、引く力でも走れるって面白い感じ。 でも、引く力があまり今まで鍛えられていないためか、 普段使わない筋肉を使っている感じで、あんまり楽じゃない(笑)。 まあ、まだ慣れていない状態なので、慣れてくると変わってくるかも。 とりあえず、しばらくこれで乗ってみよう。
ということで、35.8km走りました (家の周囲でちんたら1kmちょい練習したのも入ってます)。
ちょっと早めの夕食は、先日作ったボロネーゼソースでスパゲッティボロネーゼ。
美味しく出来ました。