矢野絢子『色は匂えど花嵐』@代官山・晴れたら空に豆まいて

11日、12日と2日連続で矢野絢子ライブ、ということで、代官山の「晴れたら空に豆まいて」にやってきましたよ。

11日は2nd stageに参加。タイトルは『色は匂えど花嵐』。ヴァイオリンの嶋﨑史香さんとの共演です。史香さんは新アルバム『旅地』も出ていたということで、購入。

今回は「あさきゆめみし」系の、和風ライブ企画ということで、舞台中央に掲げられた「むじな」役の能面を中心に和風の味わいのステージ。

最初に着物姿の史香さんが出てきてカッコいいヴァイオリンソロをしばし響かせた後、これまた着物姿で矢野さん登場！一発目は高村光太郎の「レモン哀歌」から始まりました。

全体的には「あさきゆめみし」シーズンの曲ですね。3曲目の「めぐり」、いい曲だなぁ。

4曲目の曲名が分からない曲から、能面を舞台に向かって正面、グランドピアノを弾いているので頭の右側に付けての「むじな」ステージが始まりました。おどろおどろしくしつつも、FCのCDに入っていた「いのち」を含む3曲、じっくりと堪能させていただきました。

「桃若」は「陽暉楼」をヒントにした曲だったのですね。読んだことなかった&映画を見たことなかったので知らなかった。なるほどー。

MCによれば、今年の個人的な感じ一文字は「確」。気を確かに持って、演奏中に意識がどっかに飛んでしまったりしないように(笑)することだそうです。

ちなみに矢野さんと二人揃って今年三十路入り予定の史香さんは「応」。矢野さん：「これは『矢野絢子を応援する』『矢野絢子のわがままな要求に応える』の『応』なんですよね？」、史香さん：「は…はい(苦笑)」、なのだそうです。

今年はエレピも買ったので、ピアノのない場所に「道場破り」をしにいこうか、という話も。東京でもやってくれないかなー、楽しみだ。

ラストの「吉野桜」 →「燐光」 →「このみち」は最高に素晴らしかった。本当に、圧巻。素晴らしいライブでした。

アンコールはないって言っていたのに強引にアンコールで「何しようか？ …あれはやめよう？ …何が聴きたいですかねー？」ということで、「明るい方へ」。楽しかった！

ということで、11日のセットリスト。分からない曲が数曲あったので申し訳ない。ご存知の方教えてください。

1月11日色は匂えど花嵐 2nd stage
Vo.+Pf.: 矢野絢子、Vi.:嶋﨑史香