宝美 他 『秋に光る』@ 代官山・晴れたら空に豆まいて

さて、朝に沖縄市(那覇空港まで車で1時間くらいかかる)から東京に戻ってきて、早速夕方に代官山へ宝美さんのライブを聴きにやってきましたが…案の定眠い…。

ちなみに前の晩に沖縄市の東京第一ホテルグランメールで聴いたHIRUGI.coさんのライブも素晴らしかったのですが、そちらは旅日記の一環で触れさせていただくということで…。

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多い旅の荷物を代官山のコインロッカーに突っ込んで「晴れたら空に豆まいて」に着いたら、宝美様宛の花がTBSラジオから届いていました。TBSラジオの、2008 年9月のmonthly recommendに選ばれましたからね、宝美さん。

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さて、今日の宝美さんは久々のトップバッターです。正直、旅の疲れでかなり眠くなっていた私にはとても嬉しい順番。泡盛を水割りで飲んで、目を覚まします(眠くて仕方がない時には、酒はかえって目が冴えたりしますので(笑))。

今回はグランドピアノに鶴谷崇、パーカッションに「たなまん」こと田邊晋一、アコギに八橋義幸という超豪華なサポートメンバー。これはどこのホールのメジャーアーティストさんのライブ、という感じの面子ながら、ここはあまりに距離が近すぎるくらいの晴れ豆のステージ。素晴らしい。

ということで、宝美さん登場…と思ったら、今日はウィッグつけてない! しかも、「ただの石」のジャケットのほぼまんま、剃りたてほやほやな感じのスキンヘッド状態です。おお。ステージ外で会った時はいつも短い髪だったのですが、ステージでこのスタイルは初めて。

そして一曲目は「千年恋歌」。最初にアカペラでしばらく続けたあと、あとから伴奏が入ってきます。いいねー。最近、ピアノのみのサポートのライブが多かった宝美さんなので、久しぶりです。二曲目は久しぶりに「夢幻の人」。大好きな曲です。

ところで鶴谷さんのピアノ、やっぱりいいわー。以前聴いた2回は、ほとんど原曲のまま、いじらず弾いていた感があるんだけど、今回はだいぶアレンジをいじったりして、今日の楽しいライブの雰囲気を作っていたように思います。

ここでMC。まずは髪について。

「天気がよかったので剃ってきました。後ろから見るとインドの僧のようだと言われました(笑)」

なんか今朝、ブログに秋空が気持ちいい、なんて書いているなぁ、と思ったら、その勢いで剃ってしまったのでしょうか(笑)。

「(同じくスキンヘッドのたなまん氏と)親子(笑)?」

3曲目は「透明な空」。8月から歌いはじめた曲だけれども、そろそろやっと私も覚えてきました。自然に手拍子が入っていましたね。いやー、いい曲です。音源になってくれないかなぁ。なんか今日のぼーちゃんは、ロックだ(笑)。そしてそのまま続けて…あれ? 何の曲だろう? と思ったら、

「風景!」

ということで、「風景」でした。今までで聴いた中で一番楽しそうに宝美さんがぴょんぴょんはねて歌っていました。そしてさらに、かなりいじったアレンジで「心の鍵」。こういう豪華なバックで聴く「心の鍵」は、今までの楽しかったライブの雰囲気を引き継ぎつつも、じっくりと聴かせてくれました。

ここで、八橋さん&たなまんさんが舞台をおり、ピアノの鶴谷さんが残りました。

「次で最後の曲になります。…もし今日が仮に最後のライブだったとしても言いたいことは……12月に初めてのワンマンライブがあります!」

ちょっと狙っての発言に、気恥ずかしげにちょっとにやけちゃったところがまた可愛い(笑)。

「興味を持ってくれた方など…ぜひチケットを買っていってください」

ということで最後の曲は何だろう…。

「光。」

私の大好きな「光」でした。鶴谷さんもだいぶこの曲を消化してきた感じで、素敵な伴奏でこの「光」を感じさせる美しいメロディを情感たっぷりに奏でてくれていました。ありがたい。

ということで、あっという間のライブでしたが、豪華なサポートメンバー、ムチャクチャ楽しそうだったぼーちゃんが、いつものライブとはまた違った雰囲気を出してくれていて、素敵でした。

本日のセットリスト。

  1. 千年恋歌
  2. 夢幻の人
  3. 透明な空
  4. 風景
  5. 心の鍵

ちょっと、沖縄帰りの疲れがかなり来ていたので、後続のアーティストさんたちにはかなり興味があったのですが、残念ながら帰らせていただきました。申し訳ない…。家に帰ったら爆睡でした…。