宝美 他『le piano appeal vol.15』@ 大阪南堀江・knave
てなことで、今回はライブハウス近所に宿を取っていたので、とりあえずチェックインして荷物を置いてライブハウスknaveへ。幸い、全く迷わずに到着。ここだ!
なんやかんやで着いたのは18:50頃でした。
入場したら、一人目の谷紗矢香さんが演奏していた。たった1曲半しか聴けなかったけれども、私はかなり好きな感じ。ほぼ完全に大阪中心の活動の人のようだけれども、また機会があればぜひ聴いてみたい。音源はないのかな? …と、ここで宝美さんのマネージャーさんが後ろから客席方面にやってきて、物販を開設中。もしかして今着いた?(笑)
で、合間の休憩時間。ここで知人を最前列のテーブルに発見。入れてもらう。ロビーにドリンクを取りにいったら、宝美さんが既に簡易リハを櫻井さんと始めていて、慌てて戻る(遅れてリハが出来なかったのね)。どうやら本当にほとんど今着いたっぽい。ビラとアンケートが配られていた。
さて、ステージ開始。ピアノイベントだけあって、バックは櫻井大介さんのピアノ一本。一曲目は「千年恋歌」。
…いい。まあ、前回聴いた吉祥寺のStar Pine's Cafeでのライブが、未だかつてないほどの悪コンディションの日だった、ということもあるのかも知れないけれども、今日はとても乗っている感じ。また、振り付けが以前と少し変わっている。何だろう。前より大きく見える感じ。最後の高音部も素晴らしかった。
続けて「光」。ああ、私の大好きな曲。この春から初夏にかけては、あまりやっていなかったのですが、最近はまたレパートリーに復活しています。しかも今日の宝美さんは、あれだけドタバタのトラブルの後、リハもせずに会場に入ったと言うのに、最高のコンディションのようです。特にやはり転調した後の「手のひらに差す光 光は全てを包み 涙を海に還すだけ」は圧巻でした。この曲がCDになるのはいつだろうか?
ここでMC。やはりというか何というか新幹線ネタ。いやー、本当にギリギリ間に合ってよかったね。まあ、いざとなったら順番を繰り下げる等の対策はあったと思うけど、他のスケジュールに影響のない時間に到着できてよかった。
次は「透明な空」。新しい曲で、吉祥寺ライブの時に初めて出た曲だったんだけど、あの時はコンディションが…。ということで、初めてベストコンディションで聴けました。いやー、いい曲だ。今日のライブはすごいね。わざわざ大阪までやってきた甲斐があるというもの。
そして「風景」。この曲の時は楽しそうに歌う宝美さんの表情がやっぱり素晴らしい。歌詞は色々と難しいところもあるんだけどね。今日も客席にちょっと歌ってもらおう、をやっていたんだけれども、やっぱり完全に最初の場所だからちょっと最初は控えめだったけれども、だんだんみんな歌ってきた感じ(笑)。
ここでMC。大阪でライブをするのは初めて。まあ、実際は以前、15年間大阪に住んできたんだけど、住んでいる時は早く出て行きたいと思っていた。それは街が嫌いだったんじゃなくて、要するに自分が嫌いだったんだと思う…。
「その頃の自分に恥ずかしくないように歌いたいと思います」
そして「心の鍵」。今回のライブではやっぱりこの曲が一番素晴らしかったと思う。圧倒的な歌でした。この曲には本当に色々な思い入れがあるんだと思うんだけど、前に話したMCのこともあり、ちょっと目が潤んでいたような…。
ここでMC…?
「えっと……あっ! …………」
ど、どうしたんだろう?
「…いや、『えっと』が口癖なので、言わないようにしていたんですけど…」
今までせっかく素敵なMCをしていたと思ったら、こういう蛇足MCが入るところが…また相変わらずなんとも(笑)。
ラストは、ファーストミニアルバム『ただの石』のラストの曲でもある「神様。」でした。ほっ、とする曲です。音楽活動を始めてから最初の出身地ライブ、本当によかったと思います。
「ピアノは櫻井大介、でしたっ!」
ライブが終わった後、ロビーでは友達っぽい人々もたくさん集まって、プチオフ会状態になっていました。いやー、本当にいいライブだった! 堪能しました。
本日のセットリスト。
- 千年恋歌
- 光
- 透明な空
- 風景
- 心の鍵
- 神様。
ちなみに、この後しばらくしたら、謎の4人組で宝美ライブ後オフ@心斎橋、という感じで繰り出して飲みました。焼き鳥屋に入って語りまくり(笑)。お通し。
串その1。
さつま揚げ。
串その2、手羽。
串その3。ズッキーニの串はLAの焼き鳥屋で食べて以来だな。 なぜかみたらし団子も(笑)。
地鶏の焼き。
シメは雑炊でした。
いやー、しかしその場で突発的に決めたらあり得ない面子のオフで楽しかった! どうも参加された方々、ありがとうございました。またどこかで飲みましょう。