再度ドレスデン美術館・雨の日ならでは?
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さて、もう一度ドレスデン美術館を見に行きました。メジャーなもの以外で数枚お気に入りがあったのですが、その一部を。
まずはAngelika Kauffmann "Porträt einer Dame als Vestalin"。
絵のタッチが周囲の絵と明らかに違って優しい、と思ったら女性の画家(1741-1805)だったのですね。周囲に圧倒的に男性の画家の作品が多いこともあり、いい意味で目立ってました。
こちらはBalthasar Dennerによる老婆のポートレート。
まるでぶれた写真のような雰囲気。しかし、写実的に描いているようで、実は老婆の顔以外の部分は筆のタッチがそのまま見えるような書き方。ゲルハルト・リヒター(こちらもドイツ人か…)の写実的でありなおかつ絵画的でもある絵を観た時の不思議な感覚を思い出した。
システィナの聖母につながる回廊。まあ、その他お気に入りだった絵は、ミュージアムショップでいろいろ絵はがきを買ってきましたです。
外に出たらお祭り騒ぎの中でバンジージャンプをしている人がいました。
さて、ドレスデンの街はかつてザクセン王国の首都。昔はこんな立派なお堀まであった城だったんですね…。
ということで、新市街に戻ってきました。ここにはおしゃれな最新スポットもあるようですが、そのうちの一つがここ、クンストホーフパサージュ。
明日また紹介しますが、一つだけ、雨の日にだけ役に立つオブジェがあったので紹介します。この壁面。ギミック的な雨どいをたどって流れた雨水が、下の方の穴から噴出するしかけ。面白い。
流れ落ちる先はこちらです。