矢野絢子『どこまでも遠い夏の日』第1ステージ @ 代官山・晴れたら空に豆まいて
ということで、2日連続で晴れ豆にやってきました。
今日は実はもう一件どうしても行きたいライブがあり、最初日付が被っていてどうしよう、という感じだったのですが、あらためて日時を見てみると矢野さんの第1ステージを聴いてからハシゴしても少し遅刻するだけで大丈夫そうだったので、今回は第1ステージのみです。
矢野さん、今日は不思議なピアニカのような楽器を吹きながら登場。見かけはピアニカなのに音はリコーダー(「アンデス25F」という楽器らしい)。吹いているメロディは、「青いブーメラン」。ということで、ピアノの前に座り、「青いブーメラン」「風〜ピカコキ〜」、そして「黒いつばさ」を続けて。「黒いつばさ」は大好きなんだよね。
「アルバム『サマーヴァケイション』を出しました。(ぱちぱち)…ええっと、何枚目かのアルバムです。何枚目か忘れたんだけど、こういうのって何枚目まで言うんやろ。『矢野絢子23枚目のアルバム』とか言うんかな?」
「さて昨日、多分みんな知らないだろう高知出身の中川千夏さんのカバーをやったのですが、今日はそのお兄さんのカバーをやります」
ということで、曲名は不明だけれども、「ライト★スタッフ」というグループのカバー。
ここでヴァイオリンの史香さん登場。そして「少年」と昨日もやっていた中島みゆき風(笑)新曲の「夏の横顔」。いやー、やっぱりこの二人の共演はいいなぁ。
さて、史香さんがヴァイオリンをさっきのアンデスに持ち替えて、「小さい王様」。しかし和音が出るリコーダーって面白い。
ここで再びギターコーナー。なぜかカポを付けるのに四苦八苦している矢野さん(笑)。優しく見守って、今日は何も手出ししない史香さん(笑)。
「チューニングと弦を張るのが出来ないんです(笑)」
今日のギターコーナーは「星よ」から始まりました。そして「ユアソング」。ああ、この曲は大好きです。なぜか舞台の隅の方に移動してひっそりとチューニングをする矢野さん。
「歌小屋の伝統なのか、人前でチューニングをするのは恥ずかしい、というか。なんか自宅のベッドを見られているような気分になります(笑)。……はあ、おわった」
今日もギターコーナーは3曲。最後の曲は、昨日もやっていた「微笑みの中」でした。
第一部は比較的穏やかに、というコンセプトだったそうで、ラストは「処暑」「夕焼け」「幻交差点」。
しかし、旧歌小屋とメキシコシティの交差点、本当になくなっちゃったんだ…。旧歌小屋が更地になったあたりまでしか知らないので、あの交差点自体がなくなっている光景を想像できない…。色々なものが移り変わっていくのだなぁ。
アンコールはまずは矢野さんが出てきて、なんかピアノの前で試行錯誤で悩み中。
「また人の曲をやろうとしているのですが…ギターでは何度かやっているんだけど…」
と悩みつつ、ちととちりながらも荒井由美「ひこうき雲」。おお。なんかこういう微妙にたどたどしい矢野さんのピアノを聴くのも珍しくって貴重(笑)。
「さて、しまふみを呼びたいと思います!」
ってことで史香さん登場。
「なにでやるの? (ヴァイオリンを指す?)(ぷるぷる)(アンデスを指す?)(うんうん)」
ということで、史香さんのアンデスで「夏姫」。これは盛り上がっていいですねー。楽しく盛り上がったら、史香さんが「コンドルは飛んでいく」をアンデスで演奏しながら、二人は楽屋に去っていきました(笑)。楽しかった。
終演後のSEに久しぶりにVärttinäがかかっていましたね。曲はKokkoかな?残念ながら私はこのあとハシゴするライブがあるので、第一部のみでしたが、満喫させていただきました。
本日のセットリスト (ピアノ+ボーカル:矢野絢子、ヴァイオリン:嶋﨑史香)。
- 青いブーメラン
- 風〜ピカコキ〜
- 黒いつばさ
- カバー・曲名不明(ライト★スタッフ)
- 少年
- 夏の横顔(新曲)
- 小さい王様(新曲)
- 星よ
- ユアソング
- 微笑みの中(新曲)
- 処暑
- 夕焼け
- 幻交差点
- [En.] ひこうき雲(荒井由美)
- [En.] 夏姫
さて…南青山MANDALAまで移動します。東横線で渋谷まで、銀座線で外苑前まで! 続く。