ピッピ隊長 他『全高円寺 彦フォークジャンボリー 2008』@ 大陸バー 彦六

高円寺の「大陸バー 彦六」に、ピッピ隊長のライブを聴きにいってきました。はじめてこの店にいったんだけど、路地裏の2階にあるこのお店、見事に見逃して数百メートル行き過ぎてしまった。

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中は狭い。畳のステージに板の間の客席。ここに座布団を敷いて座る。広さは丁度うちのリビングくらい(笑)。あまりにステージと距離が近くて、前の方に座っているとギターとかが頭に当たりそうになる。いい雰囲気。

今日は長時間のイベントで、多くのアーティストが演奏していたのですが、ピッピ隊長の前後1組ずつ、合計3組聴いてきました。

  • 谷口正明と彼のギター
  • ピッピ隊長
  • あさもりかい

「谷口正明と彼のギター」では過去の放浪で作った曲などを中心にギターで弾き語り。謎の朴訥としたMCがいい味を挟んでいました。

「あさもりかい」はまた濃ゆい人々。宇都宮文星芸術大学の人々(講師、学生、その他よく分からない人々?)のようでしたが、面白かった。あの三味線マンガお兄さんの、エフェクターかかりまくりの三味線プレイ、熱かったよ。インクこぼさないか不安でしたが(笑)。

というわけで隊長。昨日は終電逃すはなんやらで大変だったみたいですが…。私は先月プチ☆カフェBarで会って以来だから実はあんまり久しぶりでもない。でも演奏を聴くのは昨年11月にプチ☆カフェに行ったらたまたま隊長が練習していたので横で聴いていた以来だから結構久しぶり…。

実は今日は新音源のお披露目の日でもあり、その中の曲を中心にやるとの事です。一曲目は「ケンカ」から始まりました。ちと緊張していたのか、しかもステージ後ろにミキサーがあってそれをいじったりで気が散ったのかいろいろと(笑)。

でもすぐに持ち直してました。途中歌いながら、いつの間にか涙が流れていた隊長。「最近、疲れると涙が出るんです」って…。「カミサマのオシゴト」に続いて、「CDに入っていない曲をやります」ということで「ノーネーム」と「ニンジン」。素晴らしい。

そしてその次に演奏した「夏の葉」、今回初めて聴いたんだけど、凄く良かった。切ない歌詞に切ないアコーディオン。ピッピ隊音楽部の曲では「宇宙」が大好きな私としては、この曲もかなりお気に入りになりそうです。

そして私の大好きな「コモリウタ」(CDにはピアノで収録されているとのこと)に続いてラストは中島みゆきのカバー「時代」。最近この歌詞に共感する事が多いという事でしたが、隊長アレンジですっかり別の曲のようになっていました。

セットリスト。

  1. ケンカ
  2. 頭のおかしな友達
  3. 虫の行進
  4. つまんない話
  5. イジワルな気分 part II
  6. カミサマのオシゴト
  7. ノーネーム
  8. ニンジン
  9. 夏の葉
  10. コモリウタ
  11. 時代(中島みゆき)

いやー、たかだか30分そこいらでやっぱり11曲も! 明日のワンマンはどうなることやら。楽しみです。買ってきたCD「愉快なつぶやき」には011という番号が。これシリアル番号でしょうか?

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おお、なんかセカンドチョイス的なかわいそうな曲を集めた感じのCDらしいのだけれども、とてもいいCDだと思うんだけどなぁ…。やっぱり特に「夏の葉」。