『KOKIA The VOICE 〜10th Anniversary concert〜』@ 東京国際フォーラム
今日はKOKIAの10周年記念ライブ「KOKIA The VOICE 〜10th Anniversary concert〜」に行ってきた。東京国際フォーラムCホール。まあ、結構後ろの席だったんだけど…でも2年ぶりのKOKIAワンマン、席が取れただけでもよかったとしよう。
そしてライブは…凄かった。ニューアルバム「the Voice」 の曲を中心に、この10年を振り返るさまざまな古い曲も取り混ぜた盛りだくさんのセットリスト(休憩15分が入ったけど、それを除いても2時間半以上あったと思う)。特に「調和」 まで入ったあの第二部冒頭の長時間メドレーは圧巻だったなぁ。
なにげにライブ向きの曲じゃなさそうだった「song of pocchong 〜雫の唄」 があまりに良かったので感激。ぴちょんぴちょん。
今日のバンドの演奏は本当に素晴らしいんだけど、特にパーカッションが、多くの曲でとても静かながらいい仕事をしていたと思う。美しいボーカルの背景色を静かに染めていた感じ。 前半とても地味に使っていた舞台効果も、後半になって鮮やかな演出に。「il mare dei suoni」 での炎は美しかった…。
そしてこれだけ大きな、しかも音響の素晴らしいホールで聴く「I believe 〜海の底から〜」 、まさに圧巻と言うほかなかった。
まさに、
"This is THE VOICE"
とでもいうべきか…まあそういうことだ。
終盤近く「小さなうた」 、歌詞がすんなり心に入ってくる感じがとても良かった。本当にこの歌詞は大好きだ。MCではこんなことを話していた。
「小さな頃は辛い事などがあるとピアノの前に座っていた。今は音楽は辛い時に逃げる対象ではなくて、みんなといろいろなことを共有できるものとなった」
これまでの10年、これからの10年。まだまだこの先が楽しみだ。
アンコールは弾き語りで「ありがとう」 、そしてバンドのメンバーも入って「かわらないこと 〜since 1976〜」 。感謝の歌2曲が続いた。気がつくと3時間近くもやっていたライブだったが、何かあっという間だった。
帰りの物販で10周年メモリアルブック(DVD2枚付き)を無事購入(入場後の物販は長蛇の列で、会場前に私の20m位先で列を切られた)。後でゆっくり読もう&DVDを観ようか…。