「瀬戸内水軍」の宇和島風鯛飯
三田界隈に勤務しつつも、職場が白金高輪方面に近いこともあり、あんまりNEC方面には昼に行かない私なのですが、この間ふと久しぶりに歩いてみたら発見したお店に、ランチにいってみることにしました。
お店は「瀬戸内水軍」。瀬戸内料理となっていますが、メニューを見ると主に愛媛の料理ですね。
なんと、ランチに「宇和島風鯛飯」が食べられたりするのです。これは何とも素晴らしい。しまなみ海道サイクリングを何度もやった関係で、愛媛県は何度も行っていることもあり、なんか嬉しくなります。
ランチの鯛めしには「北条風鯛飯」と「宇和島風鯛飯」があって、前者は普通に東京の人間が想像する「鯛飯」、すなわち鯛の炊き込みご飯なのですが、後者の宇和島風の鯛飯は、いわば「鯛の入った豪華版卵かけご飯」なのです。
私も本場のやつは宇和島の「ほづみ亭」でしか食べたことないのですが、こういうローカルメニューを食べられるのはなんか嬉しいですね。宇和島には他にも、「さつま」「ふくめん」「丸ずし」等の謎のローカルメニューや、瀬戸内一帯に拡散した「じゃこ天」などの独特の食文化があります。
そういえば、どうも評判のいいらしい全国居酒屋ガイドブック『太田和彦の居酒屋味酒覧 第2版ー精選173』に、この宇和島の「ほづみ亭」が載ったみたいですね。
ということで、こちらが「瀬戸内水軍」の宇和島風鯛めしランチ。鯛飯以外には太刀魚などの煮物や、じゃこ天が付いていました。
鯛を卵の入ったつゆに入れて、ごはんにかけて食べます。これが宇和島風鯛めし。海苔とすりごまが入ってさらに美味しい。
大盛りは無料となっていましたが、それがなくても結構お腹いっぱいになってしまいました。ごちそうさまでした。