Cocco『きらきら Live Tour 2007/2008』@日本武道館 (1st day of 2 days)
昨日はCoccoの武道館ライブに行ってきましたよ。武道館でのCoccoはザンサイアンの時のツアー以来ですが、Coccoのライブ自体は、先月に後藤まり子・タテタカコとの対バンでライブハウスでやった『湧出!桃源郷音泉〜年末大阪編〜』以来ですね(Coccoのライブ自体は…6回目かな)。
今回は席が素晴らしい。アリーナA4ブロックの前から10列目。武道館のライブでこんな前に席が取れたのは初めて(実は2日目を2枚取れていた方と1日目が2枚取れていた私とでめでたく交渉成立)。
今回もいきなり武道館の照明が暗転してCoccoさん登場。ロングのドレスが素敵。セットリストをコミュはこんな感じ。
- 甘い香り
- 燦
- 樹海の糸
- あしたのこと
- 晴れすぎた空
- 羽根〜lay down my arms〜
- 四月馬鹿
- 君がいれば
- 花うた
- 10years
- An apple a day
- 流星群
- 秋雨前線
- Way Out
- けもの道
- 音速パンチ
- タイムボッカーン!
- ジュゴンの見える丘
- チョッチョイ子守唄
- 強く儚い者たち
- Never ending journey
やっぱりすごいわー。活動休止前のあの激しいライブを覚えている者としては、それを越えて優しくなったCoccoのライブもまた好きですよ。今回は昔の曲もいろいろ入っていましたしね。
「若かりし頃は愛を求め続けていろいろぶっ壊したりしていましたが、いい大人になるということは愛を与えることができることだと思って生きています」
というMCが、この変化を語っていたように思います。そういえばデビュー以来10年目なのですね。
「間に勝手に休んでいたりしたので正確に10年だったりはしないんだけど…」
そうかぁ。初めて試聴コーナーで「カウントダウン」を聴いて一発でノックダウンされたことも、いきなり新聞の全面広告で活動中止を知ったときも、明確に覚えていますよ。
最近低調だった私もかなりパワーをもらった感じがします。
あ、今回は照明さんがすごく良かったね。特に「Way Out」での照明はムチャクチャカッコ良かった。
「ジュゴンの見える丘」の前のMCはすごかった。正確に覚えていないけどこんな感じ。
「あっちゃんは東京が好きです。時々沖縄と東京がどっちが好きとか馬鹿なことを訊いてくる人がいるけど、生まれ育った場所も、色々な人と出会えて色々なことが出来た場所もどちらも大好きです。沖縄から東京にやってきた人としては、この東京に生まれて住んで、帰るところのない人のことを考えます。東京ほど外に侵略されている街ってないよね。沖縄も年々変わっています。突然ホテルが建ったり何ができたりと。でも東京に大きな建物が出来たとしても、おしゃれスポットになるだけで、それだけだよね。環境破壊とかもう言われないし。地方から出てきて東京の悪口ばかり言っている人には、あっちゃんはさっさと地方に帰れといいたいです。東京に空が無いといっている人は、空を見ることを忘れているだけだと思います。あっちゃんは、夢をかなえた場所であるこの東京が大好きです。沖縄から来た女として、恥ずかしくないように歌います」
泣いたよ。ありがとう。
ラストは「Never ending journey」。歌い終わったCoccoはバレエのポーズを取って帰って行きました。素晴らしいライブだったなぁ…。
そういえば、開演前と終演後のおことわりの会場アナウンスがなんとも微妙な脱力系の調子でとってもよかった(笑)。なんか、Coccoさんのお友達説が出ているけどそうなのかな?