今日は雨もぱらつく中、Pacific-18で多摩川を走っていたのですが、ぬかるみに入ったところで軽く横方向にスリップ!した後で、そのままスリップし続けるような感触。ちょうど後輪のタイヤがパンクしたときのような感触で、すぐにチェーンが外れました。
タイヤを見ても全く問題ないし、チェーンを取り付けてもう一度走りだそうとすると、やはりふにゃりとした感触。
よく見ると、フレームの前半分と後半分がなんか歪んでいます。そこで気がついたのですが、折りたたみ部分の支点となっている棒状の部品が抜けかけていて、これによって右側の支点の部分が抜け、ふらふらとなっていたのです。
とりあえずこれをかしめているボルトを2本アーレンキーでゆるめ、ハンマーの類は持っていなかったので10番のアーレンキーをハンマー代わりに叩いてみるものの入ってくれません。
どうも、ぐらついているために反対側の穴が少しふさがれた状態のような感じ。
反対側を見るのに邪魔な前のギアを外し、穴の位置を揃えた上でアーレンキーで叩いたらちゃんと入ってくれました。もう一度前のギアを付け直して元に戻りました。
もしかしたら私が知らないだけで、Pacific-18(というか、BD-1)にメジャーな故障パターンなのかも知れませんが、支点の棒が飛び出た状態になっていたら、早めに戻してあげましょうね。
今回はぬかるみという比較的ゆっくり走っていたところで発生したのでさほど大したことにならなかったのですが、これがスピードを出していた車道だったらと思うとぞっとします。
まあ、ここが外れても、まともに走れないだけで一応体重を支えていられる強度を持っていたということは弁護しておこう。時々雨がぱらつく中、限られた工具でがんばって直しましたよ。前のギアも完全に外しての作業となったので、かなり野外で限られた道具でやるには大変でした。
ということで、ちょっと時間がロスしましたが、牛群地形まで走りました。相変わらず微妙な天気ですね。
水位は相変わらず高く、牛群地形の岩たちもほとんど見えません。
走行距離44.8kmでした。平均速度はちとトラブルもあったため20.2km/hと遅め。