2007 年 9 月 4 日 (火) 自宅
風邪を少し引いていたのですが、だいぶ治ってきましたので、予定通り今日は「アレ」に挑戦することに。プラハにいるときに食べまくったグーラッシュを自分で作ってみるのですよ。
旅で食べたものは記憶が薄くならないうちに再現です。
酒は登戸の「おりかわ」さんからチェコビールのピルスナーウルケルをちゃんと買ってきたぜ、ということで、2時間以上かけて作りましたよ。じゃーん。
見かけはそこそこいい感じになったけど、お味のほどは…?
うまーーーーい! おいらなかなかいけるじゃん。もちろんまだ改良の余地はたくさんあるけど、最初でこのレベルまで行ければまず上々。次回はもうちょっと改善出来るかと。
忘れないうちにレシピのメモを書いておきましょう。プラハで買ってきたチェコ料理のレシピ本を見ながら、ネットで見たレシピなどをいろいろ検討して、日本で手に入りやすい材料を使って作れるようにアレンジしてみました。
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材料:
(グーラッシュのスープ・4人分位)
- シチュー用のすね肉 600g
- タマネギ 1.5個
- パプリカ 大1.5
- キャラウェイシード 小1/2
- マジョラム 小1/4
- ブラックペッパー 適量
- チリパウダー 適量
- トマトジュース 1カップ (余ったら飲め!)
- ビール 0.5カップ (余ったら飲め!)
- 水 2カップ+α
- バター 20g
- 菜種油(サラダ油でもいい) 適量
- 固形ブイヨン 2個
- 薄力粉 適量
- 塩 適量
- ニンニク 1かけ
- ピリピリ(唐辛子の水煮) 適量
(クネドリーキ・2,3人分?)
- 強力粉 200g
- 牛乳 110ml
- ドライイースト 8g位
- 卵黄 1個
- 塩 適量
- 手順
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牛肉は適当に切って、薄力粉をまぶしておきます(写真は半量)。
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タマネギ1個をみじん切りにします。鍋にバターを入れて溶かし、少し菜種油を足してタマネギを焦がさないように20分ほど炒めます。
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肉をここに加えて炒めます。タマネギは焦がさないように。
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肉に色がおおむね付いたら、パプリカを加えて少し炒めます。パプリカも焦がさないように。
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ビール、水、トマトジュースを加えます。キャラウェイシード、マジョラム、固形ブイヨンも入れ、ニンニクをクラッシュさせて加えます。
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煮立ってきたら、味を見ながら塩、黒胡椒を適当に加えます。アクは適宜取りましょう(マジョラムは結構香りが強めなので、気になるならアクと一緒に少しずつ取り除いていくとよいでしょう)。そのまま1時間半以上弱火で煮込みます。焦げ付かないように適時かき混ぜてください。水が減ってきたと思ったら水を足しましょう。
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約2時間後。味見をしながら、チリパウダーを適量加えます。あまり辛くしすぎないように。一旦鍋の蓋を閉じたまま火を止めて放置します。
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クネドリーキを作ります。強力粉をボウルに入れ、ドライイーストを加え、卵黄と電子レンジでぬるく加熱した牛乳、少量の塩を加えてこねます。緩すぎたら小麦粉を、固すぎたら牛乳を加えて調整しましょう。
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ボウルをラップして30分くらい放置すると膨らんできますので、これを円筒形みたいに整形して沸騰した水(パスタ茹でるよりは少なめな感じの塩を入れる)で25分茹でます。さらに膨らんできます!
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茹でおわったらすぐにまな板に取り、パン切り包丁でさっくり切り分けます。
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あとは、皿にもう一度温めたスープを入れ、スライスして水にさらした生のタマネギとピリピリ(枝が付いていたら取ります)を少量載せ、クネドリーキを横に載せて出来上がり!
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ピルスナーウルケルなど、チェコビールと一緒に召し上がれ!
いやー、旅先の食べ物を再現するのって楽しいね!ちなみにパプリカはプラハのTESCOで買ってきたものを使いましたが、多分こっちのパプリカでも大丈夫だと思います。辛味が足りなければチリパウダーで調整してください。
反省点と改良すべき点: 水気が少なすぎ(肉が多すぎとも言う)、強力粉はちゃんとふるいにかけよう、マジョラムがちょっと多すぎたかも。
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