さて、琉球八社巡り。とりあえず雨なので、那覇の海岸沿いにある波上宮へやってきました。 旧官幣小社であり、沖縄県ではもっとも有名な神社であるといえるでしょう。
この神社は、そもそも今回の琉球八社巡りのきっかけとなった、 葛飾北斎「琉球八景・筍崖夕照」に描かれた場所でもあります。
絵に描かれていた坂道は、現在は石段になっています。
折口信夫の歌碑。
さらに石段を登ります。
こちらが一番上にある鳥居。
上はこのようになっています。
お…本殿では結婚式をやっていますね。邪魔をしてはいけないので、周囲を先に見て回りましょう。
手水舎。
明治天皇の像と碑があります。迫力ありますね。
境内には、仮遷座している神社の「仮営」が何社かあるようです。 こちらは「浮島神社」。 長虹堤建設時に懐機が祈願したことが由来とされている天照大神などが祀られている神社らしい。
こちらは「世持神社」。蔡温、野国総官、儀間真常の三人が祀られているようです。
本殿での婚礼の儀はまだ続いているようです。まあ、土曜だしね。
境内の写真いろいろ。
明日は「昭和の日」のイベント、「昭和祭」が行われるらしい。
海岸の方に降りてみます。
こちらの神社にも、この海岸の岩に洞窟があるそうです。
まあ、あまり大きくなくて良いなら、いくつも穴はあいていますが…。 ちなみに、「中山傳信録」などによれば、 かつてはこの岩の下はテーブルサンゴの群落であったそうです。 今では想像ができませんが…。
ちなみに、目の前のこの道路、神社に面する手すりだけ赤く加工されています。
さて、戻りますか…。
この波上宮の近くには、孔子廟があります(かつては那覇商工会議所近辺にあった)。
比較的質素な孔子廟です。
若狭のちはや書房によって古本を漁ってみました。