油を売りました。じゃなくて、油を買いました。油ってのも訳わからない食品で、健康にいいだの悪いだのがいろいろ移り変わっていてよくわかりません。
しばらく前はリノール酸素晴らしい、紅花油こそ最高、とか言っておきながら、いつの間にか日本人はリノール酸摂りすぎでよろしくない、とか、バターは絶対ダメ、マーガリンを使いなさいとか言っておきながら、今じゃマーガリンは体によくないとか言うし、エコナとかもちとアレな話があるし。
なんだかよくわかりませんの。 でも安井先生のところの、「アトピーはリノール酸の過剰摂取」と、「トランス型脂肪酸はどのぐらい問題か」は、 なかなか興味深い読み物だったなぁ。
ということで、オリーブ油はまだたくさんあるので、その他の油を少々。もう基本に戻りましょうということで、国産玉締め和紙濾しのエクストラバージン(笑)菜種油(加熱するものに使いたい)と、ちょっと興味があった同様のエゴマ油(加熱しないものに使いたい)。
揚げ物に使わなければそんなに量を使うわけでもなし、ちょっとくらい高くても料理全体のコストにすれば微々たるもの。やっぱり人が長い間食べているものがいいのかなぁ、と思う今日この頃。まあ、自然物信仰も、それはそれでなんか変なものだとは思うけれども、もう外食などで普通にリノール酸取りすぎということならば、家での食事くらいそれを減らしてもいいかもね、と思いましたよ。
ところでこの菜種油、かなり濃厚な色ですね。 へー。菜種油ってこういう色だったんだ、とあらためて認識。 えごま油、薄いごま油のような香りで、 オリーブオイル代わりにフランスパンにつけてもいい感じ(パンにゴマが練り込まれていると、 さらに合う感じ)。