2006 年 6 月 3 日 (土) 高知

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矢野絢子『窓の日』

(CD, 2005-10-12)


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矢野絢子『浅き夢』

(CD, 2005-04-13)


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矢野絢子『ナイルの一滴』

(CD, 2004-10-13)


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Varttina『Kokko』

(CD, 1996-10-31)


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Varttina『Iki』

(CD, 2003-03-11)


ということで、歌小屋の2階に半年ぶりにやってきました。

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本日のポスターに加え、最終公演のポスターも張られていますね。

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本日は矢野絢子さん&史香さんという組み合わせの公演でした。来月16日で立ち退きになる現在の桟橋通・歌小屋には多分私が行けるのは今日が最後だろう、ということで…。 この独特の雰囲気、ぜひ新しい場所に移転しても保ってほしいなぁ。

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さて、開場です…。 前回行った時が11月でしたが、今回は6月。日が長いので、まだ開場時間がせまってきても外は明るい。OPEN 19:00、1st START 19:30、2nd START 23:00で結局25:00過ぎまでやるパターンです。

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1ステージ目はエアコンなし!(扇風機は軽く回っている) 噂に聞いていたけど暑い! なんか最後の方とか朦朧としてくる感じの中でライブをやるのがまたイイ。

矢野絢子さんステージ、入場時にかけていたVärttinäの曲(たしかアルバム"Kokko"収録の"Kokko"でした)が1曲流れている間に、クレヨンで後ろに張った画用紙に絵を描きだしたのですが…、こわい (笑)。「絵は人の心を表すといいますが、これは…」とのコメントあり。後で「かわいくするため」にリボン等が書き足されるもあまり効果なし。

作品番号1

作品番号:1
作品名:不明
作者:矢野絢子
サイズ:100cm×120cm
材質:画用紙(両面)
画材:クレヨン
製作日時:2006年6月3日夜
製作場所:高知 ライブハウス歌小屋の2階

矢野さんってVärttinäが好きなのか、いつも自分のステージ前にVärttinäの曲をかけてますね。他にもアルバム"Iki"収録の"Syyllinen Syli (Osa 1)"などもよく使ってます。

今回の矢野さんステージは、ほとんどがCDなどで出ていない曲で、唯一出ていたのが最後から3曲目の「ソリダスター」くらいかな? これとその前に歌っていた、金子みすずの詩に曲をつけたという「この道」くらいが知っている曲。あとは全く知らない曲ばかりでした。

でもいいライブだったなぁ…。配られている歌小屋のスケジュール表はついに最後の1枚になりました。既に歌小屋ファイナルの総出演イベントの出演順まで決まっていて、そういう予定調和的な終わりもあり、突然の終わりもあり、そして新しい始まりもある。10年前に作りました、という感じの曲を最近作りました。そういう振りで始まった、ラストの「蛍探し」もいい曲でした。

でも今回は何といっても、途中でやっていた本当に何を歌っているんだか歌詞が全く分からない、っていうか適当に歌っているようにしか聞こえない曲が、とても鮮烈な印象を残しました。こいつはすげえ。ライブ終了後に矢野さんに曲名を聞いたところ、「ははみんぐぐ」だそうです。ハミング?「伝わりましたか?」「ばっちり!」

史香さんはヴァイオリンソロ、相変わらずなんというか、ロックです! 今回はまた何とも激しく、弓の糸が切れまくり。多分2ステージで7,8本は切れていたと思う。この人のヴァイオリンは本当に奔放に駆け回る感じで聴いていてとても気持ちいい。

しかし、鶏のなんか妙なぬいぐるみを弓と一緒に持って演奏する「とりダンス」、なんと激しく「踊り」すぎたのか、鳥の首が1ステージでとれてしまいました (笑)。そして何といっても最後の「怪盗コールド」、矢野絢子を「一本釣り」のパントマイム(?)でサポートに迎え、ものすごくカッコいい演奏でシメました!素晴らしい!

で、合縁奇縁コーナーですが…! ばっちり当たってしまいました。 なんかちょっと運勢いいかも。サイン入りのイラスト絵はがきゲット! しかし今日の強運はこれでは終わらなかった…。

ということで、第一ステージ終了。今回はじめて、休憩時間中の玄米おにぎりもいただきました(前回きた時は無かったのです)。美味しかった。さて、そろそろ第二部かな?

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2ステージ目はさすがにエアコンがありましたが、基本的に熱気があるので、それと冷たい風が扇風機で不気味にミックスされて、それはそれでまた面白いものでした。

第二ステージでも先ほどの画用紙が裏返され、再び白紙に。先ほどの不気味な絵はいかん、と思ったのか、最初からかわいく描くつもりだったようですが、後に何か描きたしたらやっぱり結構シュールな絵になってしまいました。

作品番号2

作品番号:2
作品名:不明
作者:矢野絢子
サイズ:100cm×120cm
材質:画用紙(両面)
画材:クレヨン
製作日時:2006年6月3日夜〜6月4日早朝
製作場所:高知 ライブハウス歌小屋の2階
備考:「サインは2006年6月1日となっていますが…。」
   「あ、今日書いたサイン全部6月1日って書いちゃった!」
   だそうです。

やっぱり第二ステージもカッコいい! 「ははみんぐぐ」、すげぇ! 最後の「蛍探し」、よかったなぁ。 いやはや、私にとっての最後の桟橋歌小屋での矢野絢子ライブ、満喫させていただきました。

史香さん第二ステージ。先ほど首が取れてしまった鶏さん、どうなるかと思ったけど2ステージ目では満身創痍の包帯姿(ビニールテープ?)で登場(笑) 。相変わらず容赦なくダンスさせられていました。ラストの「怪盗コールド」、今回はちと二人で間違えていましたが、その時のニヤリとしてリカバーするアクションがまたカッコ良かった!

ということで、今回はまた半年前とは全然趣の違うライブだったなぁ。2ヶ月ごとにテーマが変わるサイクルをまわしているので、また別のテーマのときにいってみたいと思います。次にいく時は新生歌小屋となることだろうけど。

さて、最後の合縁奇縁ですが…、なんとまた当たってしまいました! みなさんごめんなさい。 でも当たってしまったものはやはりいただかないと。いやはや。 商品は…例の巨大画用紙の絵です! しかし今日はなんという幸運…。本当に素敵な一夜でした。どうもありがとう。

もう既に時間は午前様。タクシーでホテルに戻りました。しかしどうやって家まで持ち帰る? この絵…(笑)。


『歌小屋みやげ』に続く。


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