(CD, 2005-10-12)
(CD, 2005-04-13)
(CD, 2004-10-13)
(DVD, 2004-12-08)
さて、そろそろ開場です。
ということで、矢野絢子 3days in 沖縄、最終日の会場は昨年コザから北谷に移った老舗ライブハウス、モッズです。今日の Opening Act はピッピ隊長と知念詩導さんの2人。 のんびりと泡盛を飲みつつ、ライブを聴かせていただきます。
アコーディオン弾き語りのピッピ隊長は、ほとんど昨日と同じセットリストだったけれども、今日はまたちょっと大きな場所だったのでまた違った雰囲気で聴けてとてもよかったと思います。東京公演も楽しみ。
次は知念詩導さん。またなんとも面白いノリの人で、ボロンボロンとギターを鳴らしながら、独特の雰囲気で語りつつ流す感じ。いやはや、面白かった。
で、本日の主役の矢野さんですよ。今回は青いドレスでまたなんとも素敵な雰囲気(でも急いで着たのでやや違和感があった模様)。今日のセットリストはこんな感じ。
最初にいきなり未発表曲の『カラ』。なんか世界が広い面白い歌詞だったんだけどとても覚えきれない…。 『かなしみと呼ばれる人生の優しさよ』、そして、歌小屋の仲間の曲を歌います、ということで、『丘』。
MCで、「今日はロックなのです」、ということで、私も聴くのがかなり久しぶりになる『ロクゴ』。これは凄かった。「大嫌いだ大嫌いだ大嫌いだ大嫌いだ大嫌いだ」と繰り返すこの曲が私は大好き。凄い歌詞なんだよね…。
ここで史香さんが入り、いきなり『闇の現』! 気合いの入った演奏で今日はロック! ヴァイオリンの弓の毛が早速1,2本切れているし。 「ここに来てからの太陽より、今日の照明が一番暑いです」…見事に梅雨の前哨戦で晴れなかったからね…。ここでMCで初沖縄の感想。
そして、『サマリアの涙』から『夕闇』。一転してとても静かな名曲が続きます。明日もう矢野さんは高知に、私も東京に帰ってしまうのですが、なんとも残念です。
「10秒黙ります」の謎の MC から前奏から…『一人の歌』ですね! ここからラストに向けて盛り上がっていきます。『明るい方へ』では、今日は慣れた人が数人いたためか、毎度お馴染みのあの「かけ声」がちゃんと入っておりました。素晴らしい。みんなで歌おうぜっ。
最後になってくると、とにかく終わるのが惜しくて、「10秒黙る」とか謎の悪あがきをしたるするんだけど、とMC。今日はずっとアップライトピアノで、向かって右を向いて歌うスタイルだったので、左を向いて「こんな顏してます」とか、くるりと回って背中に「ここにほくろがあります」とか最後のご挨拶。かわいい(笑)。「またここに来たいと思います」。
そしてラストは、「これからの曲にみなさまの御協力をいただきたいと思うのですが、既に先ほどから声をかけてもらってありがとうございます」、ということで、また一緒に歌うためのガイドをした上で、『ソリダスター』。とても盛り上がって本編終了。
アンコールは今日もさっさと登場。長いアンコール『ニーナ』でした。やはりなんともいい曲です。史香さんもまだ一緒なので伴奏付き。素晴らしい。
「もう一曲歌っていいですか?」ええもう何曲でも、朝まででも歌ってもいいですよ。「今回の共演のやまねまきさん、すべりだいさん、ピッピ隊長さん、知念詩導さんに捧げたいと思います」で、『てろてろ』。
これで沖縄公演 3 公演が終了でした。それぞれいろいろと記憶に残るとても素晴らしいライブでした。ちょっと振り返り…。
史香さん。初日にいろいろお話できた。前回歌小屋に行ったときに品切れで買えなかった史香ソロCDを買えたが、そのときの歌小屋で代わりに買ってきた「ヴァイス」(田部和香&史香ユニット)のCD「花」(2000年)が、私の激愛聴盤集の一枚になっているという事実を伝えられた。やはり矢野絢子の音楽にはこの人が欲しい。素晴らしい相方だと思う。でも史香ライブに矢野サポートもなかなかいいのだ。見たい人は歌小屋まで。
HIRUGI.Coことヒルギさん、今回はもうとても感謝感激。シークレットライブに自然に参加できたのはまさに彼女のおかげ。7/29の「沖縄音楽フェスティバル」(新宿)で、なんとも豪華なメンバーに囲まれて東京ライブ復活。楽しみだ。
矢野さん、もはや語るべき言葉が見付からないいいライブをありがとう。6月の東京公演は、年齢が3倍近い朝崎郁恵さんと対バンですね。本当に最近の矢野さんの共演者選びにはなかなか感動しています。ぜひ沖縄にもう一度来てください。私もなんとか都合付けて行きたいと思います。
そしてスタッフの方々、素敵な共演者の方々、どうも楽しい時間をありがとうございました(今日もライブ終了後、モッズ店長の喜屋武さんにもまた挨拶が出来てよかった…)。
おやすみなさい。