2005 年 11 月 27 日 (日) 四万十

この一帯には「沈下橋」(ちんかばし)と呼ばれる種類の橋が多数かかっています。 穏やかな流れの四万十川は、 ひとたび台風などで反乱するといきなり濁流となるため、 最初から氾濫時は沈むことが前提の、 欄干などの余計な構造物のない橋が作られているのです。

いちばん下流にあるのが有名な佐多の沈下橋です。 少しメインの道からそれて、川の方に進んだ場所にあります。 欄干がないので、ちょっと渡るときはスリリングです。

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しかし、きれいですね。この橋。川もとてもきれい。

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Pacific-18 を一緒に記念撮影。

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ちょっと、川まで降りてみます。水に触ってみるととても気持ちのいい冷たさ。

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佐多の沈下橋、素敵な風景ですね。

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佐多の沈下橋を少し過ぎると、この看板が。 「この先道路狭くカーブ多し、大型バスの通行困難、注意!」 なかなか端的でよろしい。では進もうか。

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……絶句するような美しい川ですね、ここ。 写真では雰囲気が伝わらないだろうことがちょっと悔しい。

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さらに先へ…。

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もうひとつ沈下橋を発見。三里沈下橋。 ちょっとこじんまりとした橋です。

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こうして木々の間からのぞく沈下橋もなかなか素敵。

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もちろん、沈下橋だけではなく、こういう大きな橋も時々あります。 でも沈下橋の方が多いね。

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ここで国道 441 号と合流。 宇和島と中村を結ぶ結構な交通量のあるらしいルートの割には、 一部でかなり狭い。

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高瀬沈下橋。

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こういう素朴な雰囲気の橋っていいですね…。

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いやー、いいところに来たなぁ…。

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さらにもうひとつ、勝間沈下橋。

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なんか、欄干がない分、川が近く感じられるような気がする。

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再度、Pacific-18 の記念写真を。

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こういう橋も、 自然に過剰に逆らわずにやっていく知恵なんだろうね。

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なんかいい天気になってきました。さらに進みます。

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四万十川の流れも少しずつ狭くなってきました。 水の青さが映えています。素晴らしい。

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さらに進みます。

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こちらは屋内沈下橋。ちょっと独特のデザインの橋ですね。

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水面に影を落とす自分を撮ってみる。

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本当に素敵な場所です。ここ。

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そういえばこの目盛りは何?

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あ、わかった、水位の目安ね……。

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……って、12.5m ですか? 氾濫するとここまでくるの? 自然は恐ろしい。

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本当に素晴らしい景色の中を自転車は進んでいきます。いいコースだね。 アップダウンも比較的少ない。とてもお薦めかもしれません。

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道は広くなったり狭くなったりを繰り返しながら、 四万十川の上流側に向かいます。中半休憩所まで。

(動画 20.83Mbytes)


『岩間沈下橋』に続く


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