2005 年 11 月 19 日 (土) 自宅

eTrex Legend-C(カラー表示、日本語版)
eTrex Legend-C(カラー表示、日本語版)
カラー表示の新 eTrex シリーズの Legend (電子コンパス、気圧計なし) です。

MapSource【新日本道路詳細地図】ルート検索機能付き(City Navigator Japan)
MapSource【新日本道路詳細地図】ルート検索機能付き(City Navigator Japan)
カラー版 eTrex に新たに追加されたルート検索機能を利用するには、 ルート情報対応のマップソースが必要です。

さて、ここしばらく eTrex Vista の調子が悪く、 自転車の走行記録を全て GPS 任せにしている私としては、 ヒヤヒヤする今日このごろでした。 そこに頃合も良く、Garmin の eTrex シリーズにカラー版 (eTrex Vista-C, eTrex Legend-C) がリリースされました。

ということで、いろいろな意味で eTrex シリーズの欠点が補完されているようです。 いつも GPS 系の購入をしているパソコンGPSショップで、 eTrex Legend-C(カラー表示、日本語版)MapSource 新日本道路詳細地図 (ルート検索機能付き, City Navigator Japan) を購入しました。

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eTrex Legend-C と上位機種 eTrex Vista-C の主要な違いは、 電子コンパスと気圧計(と気圧を考慮した高度測定)です。 山歩きだとこの双方は重要ですが、自転車にはそれほど重要ではありません。 これを省いている分 Legend の方が電池の駆動時間が長かったりする上、 2 万円ほど安いので、Legend にしました。 ちなみに現在、パソコンGPSショップでは内税セール開催中で、 ちょっと得した気分。

全体的には青スケルトンだった以前の Legend よりもかなり落ち着いた感じ。 少し縦に小さくなりました。

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USB ケーブルが付属していて、ミニ B コネクタでの接続のようです。

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本体にはデフォルトのマップソースとして、 Trip & Waypoint Manager (Asia Version) がついてきます。

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自転車用のマウントは、白黒バージョンのように独自の裏蓋を用いるのではなく、 標準添付のアダプタを裏蓋に取り付けることで取り付けます。 ただし、ハンドルマウント用の金具は別売りです (白黒用と共通なので、それを持っていれば別に買う必要はありません)。

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とりあえず、マップソースは本体のシリアル番号縛りがあるので、 まずは本体の動作チェックを先に行います。 外に出て電源オン。反射型カラー液晶は明るい場所でも問題なく視認できます。

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測位開始。いきなりすごい縮尺の地図が表示されました。

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ちょっと拡大。デフォルトで入っているのは 1/200,000 の概略地図です。

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さて、では付属のマップソースを PC に入れましょう。まずは USB としての認識から。 CD 中のドライバを入れます。

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で、その後 Trip & Waypoint Manager をインストール。 ちなみに、出荷段階でいったん台湾の座標をつかんだ形跡がありました。 Made in Taiwan なので、工場の場所かな?

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ちなみにこれに入っている地図はこの程度のもの。

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で、より詳しい地図を利用するには別売りのマップソースが必要です。 今回はカラー eTrex シリーズに新たに加わったルート検索機能に対応したデータを持つ、新日本道路詳細地図 (City Navigator Japan)を購入していますので、 これをインストールします。 ちなみに、デフォルトでは 1/200,000 の概略図ですので、 1/25,000 の詳細地図を有効化するには、 マップソースのシリアル番号と、 eTrex 本体のシリアル番号の双方を用いたアクティベーションが必要です。

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最初に2つの選択肢が表示されます。 eTrex シリーズのメモリは小さい (それでも白黒シリーズの16MBよりは38MBに強化されている) ので、日本全国の地図を入れることはできません。 その際のパーティションの切りかたで、49パーティションに切ったものと、 147 パーティションに切ったものが提供されるようです。

前者は 256MB 以上の地図メモリがある場合に推奨されているようなので、 38MB しかメモリのない eTrex カラーシリーズでは後者を選択します。

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「ロック解除」というアクティベーションの作業は、 Web で行います。

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「シリアルナンバーを間違えて入力しますと、 いかなる理由でも変更や取り消しは一切出来ません」との恐ろしい警告メッセージ。 これはいかがな仕様かと、とも思わないではないけれどもね…。

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やっとまともな地図になりました。

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使う範囲のパーティションを選択して切り出します。

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適当に選択して容量を見ると、 ルート情報有りで25.3MB、ルート情報無しで 12.3MB。 正直なところ、ルート情報にそれだけ意味があるのか不明です。

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不思議な選択をして転送 (笑)。 USB なのでシリアルよりはずっと高速です。

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おー、やっとまともな地図が表示されました。

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カラーになった分、情報は増えているのですが、 以前の白黒モデルよりも液晶の縦がかなり短くなっており、 横がほんの少し長くなっています。トータルではピクセル数は減っているのですが、 まあ、以前は無駄に縦に長かった気もするからなぁ...。 トリップコンピュータの配置も変わっています。

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ちなみに白黒の Vista と比較。

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ショップのサービスで、カモフラージュ柄のケースがついてきました。 持ち運びにはいいかも。

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さて、早速使ってみましょうか。


この話題、続く。


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