eTrex Legend-C(カラー表示、日本語版)
カラー表示の新 eTrex シリーズの Legend (電子コンパス、気圧計なし) です。
MapSource【新日本道路詳細地図】ルート検索機能付き(City Navigator Japan)
カラー版 eTrex に新たに追加されたルート検索機能を利用するには、
ルート情報対応のマップソースが必要です。
さて、ここしばらく eTrex Vista の調子が悪く、 自転車の走行記録を全て GPS 任せにしている私としては、 ヒヤヒヤする今日このごろでした。 そこに頃合も良く、Garmin の eTrex シリーズにカラー版 (eTrex Vista-C, eTrex Legend-C) がリリースされました。
ということで、いろいろな意味で eTrex シリーズの欠点が補完されているようです。 いつも GPS 系の購入をしているパソコンGPSショップで、 eTrex Legend-C(カラー表示、日本語版) と MapSource 新日本道路詳細地図 (ルート検索機能付き, City Navigator Japan) を購入しました。
eTrex Legend-C と上位機種 eTrex Vista-C の主要な違いは、 電子コンパスと気圧計(と気圧を考慮した高度測定)です。 山歩きだとこの双方は重要ですが、自転車にはそれほど重要ではありません。 これを省いている分 Legend の方が電池の駆動時間が長かったりする上、 2 万円ほど安いので、Legend にしました。 ちなみに現在、パソコンGPSショップでは内税セール開催中で、 ちょっと得した気分。
全体的には青スケルトンだった以前の Legend よりもかなり落ち着いた感じ。 少し縦に小さくなりました。
USB ケーブルが付属していて、ミニ B コネクタでの接続のようです。
本体にはデフォルトのマップソースとして、 Trip & Waypoint Manager (Asia Version) がついてきます。
自転車用のマウントは、白黒バージョンのように独自の裏蓋を用いるのではなく、 標準添付のアダプタを裏蓋に取り付けることで取り付けます。 ただし、ハンドルマウント用の金具は別売りです (白黒用と共通なので、それを持っていれば別に買う必要はありません)。
とりあえず、マップソースは本体のシリアル番号縛りがあるので、 まずは本体の動作チェックを先に行います。 外に出て電源オン。反射型カラー液晶は明るい場所でも問題なく視認できます。
測位開始。いきなりすごい縮尺の地図が表示されました。
ちょっと拡大。デフォルトで入っているのは 1/200,000 の概略地図です。
さて、では付属のマップソースを PC に入れましょう。まずは USB としての認識から。 CD 中のドライバを入れます。
で、その後 Trip & Waypoint Manager をインストール。 ちなみに、出荷段階でいったん台湾の座標をつかんだ形跡がありました。 Made in Taiwan なので、工場の場所かな?
ちなみにこれに入っている地図はこの程度のもの。
で、より詳しい地図を利用するには別売りのマップソースが必要です。 今回はカラー eTrex シリーズに新たに加わったルート検索機能に対応したデータを持つ、新日本道路詳細地図 (City Navigator Japan)を購入していますので、 これをインストールします。 ちなみに、デフォルトでは 1/200,000 の概略図ですので、 1/25,000 の詳細地図を有効化するには、 マップソースのシリアル番号と、 eTrex 本体のシリアル番号の双方を用いたアクティベーションが必要です。
最初に2つの選択肢が表示されます。 eTrex シリーズのメモリは小さい (それでも白黒シリーズの16MBよりは38MBに強化されている) ので、日本全国の地図を入れることはできません。 その際のパーティションの切りかたで、49パーティションに切ったものと、 147 パーティションに切ったものが提供されるようです。
前者は 256MB 以上の地図メモリがある場合に推奨されているようなので、 38MB しかメモリのない eTrex カラーシリーズでは後者を選択します。
「ロック解除」というアクティベーションの作業は、 Web で行います。
「シリアルナンバーを間違えて入力しますと、 いかなる理由でも変更や取り消しは一切出来ません」との恐ろしい警告メッセージ。 これはいかがな仕様かと、とも思わないではないけれどもね…。
やっとまともな地図になりました。
使う範囲のパーティションを選択して切り出します。
適当に選択して容量を見ると、 ルート情報有りで25.3MB、ルート情報無しで 12.3MB。 正直なところ、ルート情報にそれだけ意味があるのか不明です。
不思議な選択をして転送 (笑)。 USB なのでシリアルよりはずっと高速です。
おー、やっとまともな地図が表示されました。
カラーになった分、情報は増えているのですが、 以前の白黒モデルよりも液晶の縦がかなり短くなっており、 横がほんの少し長くなっています。トータルではピクセル数は減っているのですが、 まあ、以前は無駄に縦に長かった気もするからなぁ...。 トリップコンピュータの配置も変わっています。
ちなみに白黒の Vista と比較。
ショップのサービスで、カモフラージュ柄のケースがついてきました。 持ち運びにはいいかも。
さて、早速使ってみましょうか。