今日は O-East で、 恒例の篠原美也子デビュー記念日(付近)&結婚記念日(付近)ライブです。 今年でついにデビュー 12 年目。なんと干支が一周してしまったよ。 12 年来のファンとしては感無量です。
会場の O-East に改装後に行くのは実は初めて。 去年のライブも O-East だったんだけれども、 私は仙台公演に参加したので東京は見ていないのですよ。 しかし今回はなんと入手したチケットの整理番号が A1, A2。 要するに先行発売の 1 番だったのです。素晴らしい。
とりあえず入場して最前列やや左に陣取り、 今回またしても 2 枚出してしまった、 オリジナルアルバムの『us』とセルフカバーアルバム『half moon』の先行発売を無事に購入。 昨年に引き続き、T シャツも作っていたのでこちらもゲット。
初めてみる改装後の O-East は……素晴らしいライブハウスですね。 きれい。大きなステージには電子ピアノ 1 台のみ。 しかもライブが始まって分かったけれども照明、音響共にとてもよい。
最初に書いてしまいますが、 今日のライブはとても素晴らしかったと思います。 インディーズで細々と復帰した直後のインディーズ初ワンマンライブもとても素晴らしかったのですが、 やっと今回、それを越えたと思いました。 メジャーデビューから 6 年でクビになってインディーズに、 そして今回はインディーズ 6 年目の節目のライブです。 セットリストはこんな感じでした。
なんと 20 曲とかなり長い構成でしたが、 それにしても 3 時間以上続いたのは相変わらず喋りすぎ (笑)。 しかしもうインディーズになってからの期間がメジャー時代の期間を越えましたか…。 時の経つのは早い…。
今回のコンセプトは、アルバムもとても苦手なラブソング (その割には歌詞に『愛』が一文字もなし)、 ライブもとても苦手なラブソングでいく、ということだったようですが、 最初の『まだ見ぬ明日のために』の素敵な歌詞から始まったこのライブ、 とても素晴らしいものでした。
序盤は、何と言っても『アスピリン』から『HOPE』が特によかったなぁ。 「今夜あなたは打ち明けるだろう/新しい未来語りはじめるだろう/それでもついてゆくと答える私の唇に似合うルージュの色は何?」 なんか色々と染みるところがあります。
圧巻だった『夜間飛行』から『秒針のビート』が素晴らしかったのはもちろん、 デビュー曲の『ひとり』で、 「結局この曲を越える曲をついに作ることができなかったのが、 その後のいろんな云々」と冗談混じりに話してましたが、 むしろ疑い無くそう言える作品で世に出られたということ自体が、 とても幸せなことなのだと思います。 『ひとり』から『us』への 12 年はそこから始まったのですから。
しかし、いつも『ひとり』は満足して歌えることがない、 と MC でいった途端に出だし直後に歌詞を間違えたのもまた愛敬 (笑)。
アンコールの 3 曲もとてもよかったなぁ。 いろんな意味で、元気でそして幸せな気分になれるライブでした。 同年代の人がこうしていろんな失敗や敗北を繰り返しつつも頑張っている姿というのは、 何と言うか、とても力強くて嬉しい。 今度はバンド形式のライブを久々にやろうという企んでいるらしいですが、 楽しみです。