2005 年 2 月 18 日 (金) 新宿

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矢野絢子『浅き夢』

(CD, 2005-04-13)

矢野絢子、2005 年春のミニアルバム。 「ナイルの一滴」とは全然雰囲気の違うアルバムになっていて、 全体のコンセプトとしては和風、そして聴けば聴くほど味が出る、 という感じの作品です。『風の子』の祭り囃子、『ゾウリムシ』の不条理な歌詞、 『とうとやつめに』の三味線との競演もいいけれども、 何と言っても最後の曲の『燐光』、傑作です。圧巻。


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矢野絢子『氷の世界』

(CD, 2005-01-19)

矢野絢子、2005年初の新曲は井上陽水のカバーです。


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Salyu『Dialogue』

(CD, 2004-10-27)


えっと、新宿 LOFT で、『スペースシャワー列伝第47巻』というスペースシャワー TV 主催のイベントが行われたので行ってまいりました (放送日は3/18(金)21:00〜22:00 3/27(日)22:00〜、3/31(木)26:00〜、4/7(木)27:00〜)。 今回の出演者は以下の通りです。

もはや「通っている」という感じの矢野絢子は置いておいても、 その他の 2 組もどちらも CD 程度は持ってるぞ…。

ということで、LOFT にやってきました。 歌舞伎町のど真ん中、 周囲は風俗店密度がかなり高く、 パンチパーマで携帯をかける怪しいおぢさんなどが歩きまわっているエリアです。 今回は 4 人で待ち合わせだったのですが、 ちょっと表で待ち合わせにしたのは参った… (なぜか LOFT には今まで来たことがなかったのです)。

スペースシャワー先行で取った結構早い番号で入ってみると、 ステージの幕の下からピアノが見える。 今回の面子でピアノソロは矢野絢子だけ、ということで、 「トップバッターが矢野であろう」という想像をつけ、 前の方で待機することにしました。

ちなみに、 待ち時間に幕に流されていたスペースシャワー TV のビデオ、 なかなか面白い映像作品でした。 ということで待ち時間 1 時間を過ぎ、ほぼオンタイムで開演。 想像通り、最初は矢野絢子でした。素晴らしい!

ここでちょっと苦情をいうと、 今回はピアノの音とボーカル共にをアンプ掛けすぎでした。 ピアノの音が少し不自然な感じになってしまっていて、 さらにもとより音量過剰気味のボーカルの良さがあまり出ていなかったように思います。 彼女のスタイルにもっとも適しているのは unplugged だと思いますが、 本当に生歌の添え物程度にアンプを効かせてもらえばいいのでは、と思います。

矢野絢子は、それ自体で完結してしまう素晴らしい素材なので、 あまり効果をかけずにそのまま流してもらった方が、 素材の良さを活かしきった仕上がりになると思います。 たとえば 10 月の品川のグローリアチャペルのライブでの出来は最高でした。

ま、そんなことも最前列付近で 2 曲目をかぶり付きで見ているうちにどうでもいい感じになってきました。 今回は『わかれ』(アルバム『ナイルの一滴』収録)と『クローバー』(シングル『氷の世界』収録) 以外すべて未音源化曲という素敵な構成だったので、 全くセットリストは覚えていません。 それにしても『クローバー』、いい曲だねぇ。

MC では、4 月発売のミニアルバムに関する告知もありました。 「片寄ったアルバム」になりそうとのことで、 とても楽しみです。 今回のライブの曲、知らない曲がほとんどだったけれども (音源化されてない曲では、 ライブで確実に聴いた記憶のある曲が 1 曲あっただけ) とても素晴らしいライブでした。 これであとは音響が良かったらなぁ…。

次は高鈴。 一応知っているのですが、 全体的にはあまり私の好きな感じのジャンルではないので良くわかりません。 ごめんなさい…。

ラストは Salyu です。 Salyu といえば小林武史と岩井俊二をプラスしてリリィ・シュシュ。 今回もキーボードとして小林武史が参加という豪華な面子でした。 最後の方をシングルのタイトル曲で固めていて、 ラストは今度発売のシングル『Peaty』でシメでした。

ところで、 やっぱり『Dialogue』はいい曲だねぇ。 こういうのってわりと好きですよ。

そのあと、駅近くの焼き鳥屋さんで 4 人で飲むことに。 途中までは普通に意識があったのだが、 どうも途中で写真はどうでも良くなったらしい。

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家に帰ったのは余裕で午前様でした…。


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