シマノ TIAGRA BB-UN53 トリプル 四角軸
基本的に現在の SHIMANO の BB は星形の軸が主流になってしまっていますが、
残り少ない四角軸の BB が TIAGRA シリーズの UN53 です。
BD-1 や Pacific-18 の BB はシェル幅 68-118 ですので、
同サイズの BB を入手できれば非常にスムーズに移行できます。
LIFU #82A-5 ツールボックス
結局家で使う工具の類は、単品でちびちび買うよりも、
こうやって箱買いした方が安くて収納も有利だということにやっと気が付きました。
比較的低価格で一式そろうセットとしてこれを買いました。
さて、先日異常を感じて、 交換を決意した BB が届いたので、Pacific-18 の BB 交換を行うことにしました。
BB と一緒に購入した工具セットLIFU #82A-5 ツールボックス。 自転車をいじる上で基本的に必要なツールがそろってます (今回の作業は、グリスガン以外は全部これで十分でした)。
で、肝心の BB です。Pacific-18 (というか BD-1) は、 クランクに四角軸のものを用いていますが、 調べてみると現在の シマノのメインストリーム系の BB は星形の軸を使っていて、 しかも各クラスには専用のクランクが必要だとか。 BB は安いけれども、クランクは高いじゃん…。
で、さらに調べるとシマノでも TIAGRA シリーズは四角軸を使っているようで、 カタログにはもう出ていないけれども、 Pacific-18 (BD-1) と同じサイズの 68-118 もまだ生産されているらしい (ちょっと特殊なサイズなのです)。
楽天では TIAGRA の BB はワールドサイクルさんで扱っていることが分かったのですが、 Web のメニューから選択できるサイズが 68-113 と 70-113 しかありません。 問い合わせてみると、68-118 も用意できるとのことなので、 注文の際の備考欄に 68-118 を希望と書いて注文しました。
変則的な注文をした割には、結構早く届いたなぁ… (しかも値段も 1,390 円税込と、結構安い)。 うん、間違いなく 68-118 で四角軸の BB ですね。
まずは軸の部分のプラスチックカバーをはずします。
中央のかしめネジをこれで外します。
クランク抜きの専用工具をセットします。 これで中央の軸をアーレンキーでぐりぐり回すと、 クランクが抜けてきます。はじめてやってみたけど、意外に簡単。
ほい、外れた。
反対側も同様にして抜きます。
クランク外しは完了。次は BB を抜きます。 これも BB 抜き用の専用工具を使うと比較的簡単です。
抜けた! 簡単ですね。
抜いたあとは丁寧に洗浄してゴミを取りましょう。
新旧 BB を比較。サイズはピッタリと同じです。
BB と穴の各所にグリスを塗ります。奥の方に塗るにはグリスガンが便利。
ということで、今までと逆の操作をすると簡単に BB の取りつけ完了。
クランクの取りつけはかしめネジを入れて強引にぐりぐり締めていくだけなので、 抜くときよりもずっと簡単です。 キャップもつけて、簡単に取りつけ完了!
うん、いいかな?
近所を少し走ってきました。 慶應普通部から綱島方面に行く坂を相当に久しぶりに走って、 以前よりもずっと軽く登れるようになっていたのにびっくりしたけれども、 これは単に脚力がついただけだな…。 まあ、快適になりました。やっぱり前の BB もくたびれていたんだな…。 ということで、走行距離わずか 3.2km。