WLI2-CF-S11
Linux ザウルス SL-C3000 で使える CF 型無線 LAN カード。
値段も比較的手頃かと。
LPC-CF-CLT
珍しいCF型有線LAN。SL-C3000でも利用可能。
少し大きいので、手に持ってキーを打つ場合は少し邪魔かも。
10Base-T なので、100Base-TX のシェアードハブには挿さりませんが、
現在は普通はスイッチングハブでしょうから、問題が出ることはないでしょう。
さて、最近遊んでいた LAN カードたちです。 そういえば全部 Buffalo のやつだ…。 おニューの Linux ザウルス (SL-C3000) に関係ない CardBus の 11a/b/g カード WLI-CB-AG54 もありますが (これはむしろ同時進行中の FreeBSD 5.3 系のネタかと)、 SL-C3000 用なのは、 CF 型無線 LAN の WLI2-CF-S11 と CF 型有線 LAN の LPC-CF-CLT。
SL-C3000。そういえば書き忘れていたけれども、 メモリが 64MB しかないので、Wanderlust を emacs21 で使ったりすると、 当然のごとくメモリが足りなくなりますのでスワップが必要です。
これだけ貧弱なメモリで、しかも HDD を積んでいるにも関わらず、 なぜか GUI からはスワップの設定はできないので、 端末ソフトからやる必要があります。 私はこんな感じでやりました。 128MB のスワップ (128×1024×2 で 262144 ブロック) を /hdd3/.swap に設定します。
# dd if=/dev/zero of=/hdd3/.swap bs=512 count=262144 # mkswap /hdd3/.swap # swapon /hdd3/.swap
あとは、非サポートの機能を毎回自動で設定するのもあれなので、 /usr/local/bin/swapstart とかいうスクリプトを作って、
#!/bin/sh swapon /hdd3/.swap
にして、chmod +x /usr/local/bin/swapstart しておいてあります (必要なときに手動で root から起動します)。 うーん、手のかかるマシンだこと。まあ、Unix のカンがきくわけで、 特に苦労にはならないんだけど。
閑話休題。これが CF 型の有線 LAN カード LPC-CF-CLT です。 なんとも大胆な構造。
横から見るとこんな感じ。 意外にしっかりと、カチリ、という感じでツイストペアのコネクタが挿さります。
端末からは ifconfig で eth0 として認識されていることを確認できます。 もちろん、普通に DHCP でアドレスを取得できて普通に使えています。