わが家は体調崩してダウン中。 ということで、 こういう時に時間のかかる生活環境 OS のメジャーバージョンアップでもやるか…、 ということでいつも使っている ThinkPad X24 を FreeBSD 4.10-RELEASE から 5.3-RELEASE にアップデートすることにしました。
4.X と 5.3 とではファイルシステムからバイナリの大きさから何からみんな変わっているので、 混乱を防ぐためにアップグレードインストールではなく、 データのバックアップ→クリーンインストール→データのリストアという思いきったことをすることにしました。
ホームのバックアップはいつも rsync を使って差分で取っているので、 今日も差分をいつも通り転送しました。 ということで、普通にインストール開始。
しかし、ブートローダーが変わったためか、 4.10 では使えていたディスク先頭のハイバネパーティションがあると起動しない…。 どうやらいろいろいじった感触としては、このハイバネパーティションがセクタ 1 番 (0 番は MBR だっけ…) から始まっているのが問題らしい。
FreeBSD のパーティションは 1345680 (= 21360×63) 番から始まっているので、 問題ないはずなのですが、なぜ起動に関係ないパーティションが問題なのかと (しかも現在は HDD は LBA だからトラックなんて関係ないじゃん)。
ということで、この際ハイバネパーティションを切ってしまいましょう。 いずれにせよ s4bios は ACPI 的にサポートされていないなので、 別にいいや…ということで。
はてさて。
今度は起動しました。
インストール直後。/usr は 1GB 程度入るのね。 HDD は 100GB あるので、この状態ではまだ使用量 1%。
X.Org の設定になぜかややはまる。 xorgcfg の起動時に変な画面も出てしまった…。
もう一度。今度はうまくいったな。
てなことで、X.Org 設定完了。 (今まで 4.10 では XFree86 を使い続けていたのです) ただし、DRI はどうもうまく動いていないっぽい。
あとは、ports/net/cvsup と ports/sysutils/portupgrade をインストールして、 それまでに入れた ports を最新版に更新。 その裏で /home の内容をネットワーク経由でリストア中。
4 時間ほどたちました。40GB ちょいリストア完了してます。 まだまだ半分…。
細かい設定はまた続きます。 まとめたページはこちら。