県庁前を通りすぎます。
那覇高校前を通りすぎます。
開南にやってきました。ここは既に今回の目的地に近いはず。
今回の目的物は葛飾北斎の『琉球八景』の一枚『城嶽靈泉』です。 調べてみると、この湧水は、樋川一丁目の湧水らしい。 ということで、この交差点で上の写真の赤い建物が位置しているのが樋川一丁目です。 「樋川」という名前からして、湧水があることを示している名前のようですね。
何となくこの辺が匂う…という雰囲気の裏路地に入ってみました。
と思ったらいきなり湧水と思しき場所がありました。隣は拝所になっています。 だいたい場所はこの辺(Yahoo!地図)です。
ちょっと元の通りに出てみました。 結果的に、例の場所は那覇高校のはす向かいです。 道の脇にも湧水を形どった施設があります。
ということで、北斎の絵と同じアングルにするとこの辺かな? 中央の車の奥が湧水です。
比較してみましょう。これで丁度同じくらいのアングルかな? 実際はもう少し左から見たアングルだと思うけれども、 そっちからだと手前の建物が邪魔をして写真に湧水が写らないのでありました。 しかし、目の前の坂の傾き具合いといい、 かなり正確にマッチしているように思います。
しかし北斎先生、いくらなんでも赤富士は見えないぞ (笑)。
ということで、北斎の『琉球八景』中で、 まだ全く現在の位置が分からないのは、『粂村竹籬』ただ一枚になりました。
もちろん、タイトルからはかつての久米村、現在の久米(Yahoo! 地図)であることは確実なのですが、 まったく久米のどの辺なのだか皆目見当がつきません…。