2004 年 11 月 7 日 (日) 朝霞

さて、実は昨日とある方面から招待券をいただき、 自衛隊観閲式にやってきました。 朝霞から歩いて朝霞駐屯地まで。

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街宣右翼バスや埼玉県警による物々しい警備の集まる入り口付近を抜け、 入り口につきました。

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さすがに今日は、「最高司令官」を含め VIP がたくさん来るだけあり、 金属探知機と手荷物検査はありました。 既に人はたくさん来ています。

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パンフレットをもらった少しあとにミニ国旗の配布場所があったのでもらっていく。

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今日は先日の大雨の日と異なり、とてもいい天気です。 以前一回だけ観閲式には来たことがあるのですが、 あの時の最高司令官は中曽根康宏氏 (在任期間 1982〜1987) だったからな…。 たぶん 20 年くらい前。 災害発生時に観閲式を予定通り行うことには議論もあるようですが、 軍事パレードをつつがなく行うということも、 外交の一機能を担う軍隊としては必要な仕事なのだと思います。

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適当に芝生席に座ったら、もう入場が始まってました。

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20 年前にはあんな車両はなかったな…。

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ということで、今日のパレードに参加する車両が目の前に並んでいます。すげえ…。

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榴弾砲の向こうに 74 式、その向こうに 90 式戦車か…。 90 式ってはじめて実物を見ました。

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向こうに見えるのは移動式手術車だっけ?

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凄いな…。

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花火が上がりました。

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さらに入場は続きます。

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近くからも隊列が出発です。

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謎の車が…。これはどうも、 最高司令官を段から送迎するための黒塗りの車を警護する行列らしい。

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国旗が掲揚されました。 この後、自衛隊発足以来、今までの殉職者 1,749 名への黙祷が捧げられました。

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この中央を走り抜ける黒塗りの車に、 「最高司令官」 (というか、本日は「観閲官」) が乗ってました。 おお、初めて生で見たよ、小泉首相。 この後、もう一度車は観閲台の方に戻り、観閲官訓辞がありました。

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一部マスコミには、 自衛隊を縮小するようにという訓辞であったという報道がありましたが、 それは「効率化」の一言を、 今の財務省の動向をふまえて解釈した勝手な解釈だと思うな…。 今年は自衛隊 50 周年ということをふまえ、 昔の自衛隊の話をしていましたが、 私も 20 年前ここに来た頃の自衛隊、 そして小学校で教えられた国家的な悪としての自衛隊像を思い出しました。 私はとてもいい演説だったと思います。

人々が動き出します。

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一斉にエンジン始動。轟音と振動が響き渡り、 これらの美しいマシンの数々が、力を持った兵器であることを改めて意識させます。 少し離れた場所からヘリも離陸します。

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あっと言う間に目の前からマシンたちが消えてしまいました。 しかしこの間も、席の後ろの方から轟音と振動が響き、 彼らが動き続けていることが分かります。

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徒歩部隊の行進です。 今回は初めて、女性自衛官も男性と同様に迷彩服に銃を持って行進だそうです。

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次は飛行部隊。まずは陸自のヘリ。

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そして、海自のヘリや航空機。

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P3C は目立つね。

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そして空自の C-130。

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F-15。

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兵器というのは、それが兵器であるがゆえの美しさというものがあると思う…。

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で、シメはブルーインパルスの T-4。

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車両部隊の先頭にやってきたのは、 20 年前にここに来たときはとても考えられなかった、 英語・アラビア語併記で JAPAN と書かれたイラク派遣用の車両。

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さらに様々な特殊車両が続きます。

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さらに続きます…。

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凄いな。

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シメは、90 式を先頭に戦車たち。 20 年前も、74 式ならいたな…。

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ラストは、空中機動部隊のヘリ編隊。

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黒塗りの車がかなりのスピードで飛ばし、観閲官退場で閉式。

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20 年ぶりの観閲式、当時とは自衛隊の装備も規模も、 そして役割もだいぶ変化していることを感じさせるものでした。 願わくばこれらの兵器が、 できるだけ抑止力以上の役に立ちませんように…。

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続く。


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