2004 年 10 月 30 日 (土) 朝霞

今日は寒いな〜。と思いながら和光市駅にやってきました。 しかも雨だよ。

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目的地は陸上自衛隊朝霞駐屯地。

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今日は、チャイコフスキーの『1812 年』の、楽譜に「大砲」と書いてある部分を、 本当に自衛隊の 105mm 榴弾砲を使って演奏するコンサートがあると聞いて、 メールで自衛隊に申し込みしてやってきましたよ。 いや、やっぱりこれこそ「野外ライブ」って感じではないですか? (笑) まずは和光市から 15 分ほど歩いて自衛隊広報センターに。

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自衛隊広報センターから駐屯地内を走るシャトルバスで 5 分ほどで会場につきます。 ここ、観閲式をやる場所だね。 …大雨だ。一応レインコートを持ってきて良かった。 おい。みんな傘かよ…。ちゃんとレインコート持ってきてよ。 傘は目を遮るだけじゃなくて、音を聴くのにも邪魔なんだよ〜。

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若者の行進で開始。

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お、「突撃」のメロディに乗って大砲が 4 門来たぞ…。

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スーザ『アメリカ野砲隊』にのせてまず何発か発射。すごいな。 空気が揺れて伝わる。

発砲の瞬間

うーん、デジカメもびしょ濡れ。大丈夫か?と思いつつも撮影続行。 『銀河鉄道 999』を演奏。 そのあと、なんと地元民の松本零二が挨拶。 未来に大砲がこういう楽器としてのみ使われるものになればいいね、 というとてももっともなご挨拶でした。はじめて本人を見た…。

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そのあと、『ヨサコイソーラン節』などの謎の選曲 (地元住民のリクエストなどがあるらしい) もありつつ、 いよいよラストはチャイコフスキー『1812年』。 そろそろ水に加えて結露までしてきて、 デジカメが「もうだめぽ」状態になっているような気もするけど (オリンパスなら大丈夫だったか…)、 あともう少し。

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周囲もどんどん暗くなってきました。

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「ナポレオンが敗退し、モスクワに鐘が鳴り響く」というところで、 祝砲が連発で打たれます。これは迫力だわ〜。 陽が落ちた分、炎がよりはっきり見えます。

1812年

まあ、音響的にはオープンエアーで、 しかも雨降りで傘もたくさんという最悪な状態だったのですが、 迫力は凄かったな…。 これをきちんと大砲使って演奏できる組織は日本では数少ないはずだし。 自衛隊のみなさま、お疲れ様でした。

この後、和光市駅まで歩く途中で雨が晴れてしまいました…。うーむ…。 ちなみに、デジカメはだいぶ中に水が入ってしまい、 液晶がマゼンタ色に光るようになってしまい、 しかもバックライトに水滴がついているのが分かる…というすごい状態になってしまいました。 まあ、とりあえず動作に支障はないようなので、何日か様子見。


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