2004 年 10 月 23 日 (土) 本部

さて、ちょっとゴーヤチップスをかじって休んでから外に出ましょう。

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ホテルからはすぐに海洋博公園に出られます。 こちらは美ら海水族館。 まあ、これは明日。

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ここから見える伊江島の形はとてもきれい。

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少し南側に行きます。 昔の琉球の町並みを再現した「おきなわ郷土村」というものがあるらしい。

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お、ここだ。

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なかなかいい家ですね。 もっとも、最近沖縄の歴史の本をいろいろ読んだので、 このような瓦葺きの屋根の家に昔住めたのは、 ある一定以上の身分を満たす者のみであり、 それはルールとして明確に定められていたことを知っています。 琉球王国は、身分差別のしっかりとした、ある意味「普通の王国」であり、 悪い役人が、官僚組織の維持や、 官僚組織内でのポストの取引のために、 庶民に理由のない税を課したりしている「普通の官僚国家」でした。

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家の構造に対する規制が撤廃されるのは、琉球処分後の明治時代後半です。 この公園にもきちんとそれに対する記述が解説のボードにありました。

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これは祈祷系の家にある拝所らしい。

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倉庫。ただし、昔はこの構造だと台風に飛ばされたりしたんだろうなぁ…。

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この辺りまでは比較的身分の高い家です。

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この辺りから庶民の家。茅葺き、竹の壁が標準レギュレーションです。 島によってさまざまな形の家があったようです。 離島ややんばる (まさにここだ) などは、昔は地域によって疫病の蔓延する、 衛生状態の悪いジャングルでした。 これが改善されるには結局戦後のアメリカ統治下まで待つ必要がありました。 まあ単に、歴史にはいろいろな側面があるということなのかな?

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これが規制撤廃後の明治時代の民家。 ほとんど今の沖縄の古い家に近い? 庭には素敵なガジュマルの木があります。

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まだいろいろありますね…。

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「おもろ植物園」…だったかな? 「おもろさうし」に出てくる植物を集めた植物園。

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ということで、この公園からも伊江島がきれいに見えます。

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部屋に戻って、のんびりと夕日を見ていたら眠くなってきました。

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ちなみに、ネットは一応 PHS が繋がるので、 遅い他には特に問題ありません。

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伊江島に街灯がつきました。

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疲れたので寝ます…。


『本部で夕食』に続く。


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