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さて、Victoria and Albert Museum (V&A Museum) に入りましょう。 立派な建物ですね〜。
入り口発見。ここも大英博物館などと同様、寄付金制度です。
入っていきなりロビーに吊り下がっているこのオブジェと、 古典的な建物や展示物との対比が面白いです。
入り口付近のクロークが閉鎖中らしいので、 奥のクロークに荷物を預け、その近所の展示から見て回ることに。 たまたま面白いものがありました。 拡大すれば分かると思いますが、日本の展示じゃないです。 へ〜。ところで、説明文で japan という単語が動詞に使われていて、 japaned ってなっている場合は「漆塗りされた」って意味になるのですね。 動詞に使われているのは始めて見たもので…。
この博物館、ロンドンの博物館としては大英博物館と双璧をなす巨大博物館らしいですね。 彫刻のお部屋。
ここを左に曲がったらアジア関係のコーナーでした。 こちらは本当の日本展示コーナー。 落とした照明に非常に品のよい展示がされています。 提供は東芝さん。よい展示をどうもです。
こういう場所で見る日本刀というのは本当に迫力があります。 人を斬るための武器であるということは理解しつつも、 それゆえの問答無用の洗練された美しさがあるんですよね…。
お隣はサムソン提供の韓国ギャラリー。 高麗青磁や白磁などが中心に展示されています。 数は少ないけれども、展示されている作品は悪くない (ハングルの書道はよく理解できないのですが…)。
ところで、どーでもいい話ですが、 展示パネルで日本海が Sea of Japan になっていたと思しき場所が、 汚く削られて East Sea のみが残されています。 気に入らないならスポンサーのサムソンに言えばいいのに…、 こんな場所で器物損壊するなよ。 ちなみに日本コーナーの解説パネルには地図がありませんでした…。
こちらは石膏キャストのお部屋。 所詮複製と思っても、その巨大さと迫力に圧倒されます。 巨大な柱や墓石、彫像、壁面彫刻などが大量展示されています。
銀製品のお部屋。ここはたぶん大英博物館よりも小さい建物だけれども、 そのかわりとても「みっしり」と展示されていて、 そういう点でも迫力があります…。すごいな。
前世紀のお部屋。 アンティークな感じの漂うものから、 ちょっと現代に近い感じのものまでいろいろですね。
この建物、内装もいろいろと凝っていてすごい。 一部フロアは改装中で現在展示が行われていません。 2008 年まで改装中らしいのでまだ気長に待ちましょう、という感じですね。
ここは National Art Library。 その筋の人にはかなりよだれの出そうな場所でしょう (本の上に垂らしてはいけませんが)。
階段を降りて最初のロビーの 2 階にやってきました。
金属系。壁などですね。 こうやってあらためてまとめて展示されていると面白いな〜。
楽器のお部屋。さまざまな楽器が集まっている素敵な空間です。
イギリス関係の展示をしているお部屋たち。 ロンドンの古地図とかも面白いですね。 ハイドパークやリージェントパークは昔から全然変ってないのね。
ふと迷い込んだ 5 階はすべてが陶磁器展示の間。 恐ろしい迫力で陶器の山が展示されています。 この辺りは西洋の陶磁器ですね。
こちらは東洋の陶磁器コーナー。
歩いていたらふと吹き抜けから下のロビーが見えます。
この辺り、一瞬東洋のものにも見えますが、ヨーロッパものです。
よく集めたなぁ…。 どこまで歩いても陶磁器ばっかり…。
この辺りから中東の陶磁器。 こういうイスラム系の陶磁器のデザインって素敵だと思う。
こいつは古代エジプト。 なかなかビビッドなデザインだな〜。
この後ミュージアムショップにも寄りましたが、 なかなかいいミュージアムショップで、 個人的にかなりお気に入りの TATE のミュージアムショップと同じくらい気に入りました。 で、結局いろいろ買い物をしてしまいました。
うん、いいところだったな、V&A。おすすめです。
Natural History Museum にも寄りたかったけど、 とりあえずお腹減った…。
てなことで、とりあえず隣の Victoria 駅まで移動しますか…。
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