2004 年 7 月 24 日 (土) 池間島

『愛しの娘』カバーイメージ

HIRUGI.co『愛しの娘』

(CD, 2006-04-26)

大病で倒れてから 1 年半、ついにヒルギさんが復活! 全国発売の復帰第1弾ミニアルバムが完成です。めでたい!


『カナスムヌ』カバーイメージ

ヒルギ『カナスムヌ』

(CD, 2003-10-25)

ヒルギさんのデビュー MAXI シングルです。 残念なことに、 東京方面でのデビュー直後の2004年秋に大病のために活動を休止し、 それ以来沖縄で療養中でしたが、 ほぼ1年のブランクを経て2005年9月に活動再開。 現在沖縄でライブを中心に活動しています。


さて、池間島の地図を見てわかる通り、 池間島はとても狭い島で、なおかつ島の中心部は湖となっています。 島の周囲を道路が走っており、池間大橋で宮古島と繋がっています。

今回、「地味な史跡めぐり」の件を書くためにいろいろな資料を眺めていると、 たまたま明治と大正時代の池間島の地図が見つかったのですが、 この湖の部分は当時の地図では現在の港から繋がる湾となっていました。 昭和になり、 湿地帯となった部分の埋め立ての結果、現在の港の姿となったようです。 全体的には南大東島などに似た隆起環礁の島なのかも知れません。

この島はヒルギさんの両親の出身の島ということですが、 小さな島なんですね〜。 『ンヌツヌアーグ』はこの辺りの自然から生まれた曲なのかな? まさに「唄が生まれる景色」という感じがします。 この島を一周する道路を自転車で走ってみます。

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池間島の集落です。 歴史的には宮古島への強制移住など、さまざまな悲しい過去があるようです。

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ふと道から海が見えたので、そちらに行ってみました。 池間島にはこういう隠れた砂浜がいくつもあるようです。

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島の裏の高台には池間島灯台があります。

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灯台を越えると、今度は湿原地域に入ります。 本当にこの辺りは沖縄というよりはいつか見た知床の景色にどことなく似ているかも。

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しかし前方に見える海は、八重干瀬 (やびじ) という国内最大の珊瑚礁を抱える海です。

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地図では湖のありそうな付近には、湖は見えず、湿原が広がっています。 そのうち、この湖も消えてしまうのかも知れません…。

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ということで戻ってきました。 この辺りはおそらく 100 年前は湾の一部だったのでしょう。

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ん、ちょっと宮古島方面の天気が悪化している? と思いましたが、特にこのあとも雨に降られることはありませんでした (雷はずっと鳴っていましたが…)。

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池間大橋のたもとのビーチに降りてみました。

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素晴らしい海ですね…。

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さて、池間大橋を渡って宮古島に戻りましょう。

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橋の上から、アジサシと魚との猛烈なバトルが見られました。 アジサシ、物凄い勢いで海に突っ込む突っ込む。すごいな。 動画も撮ったので置いておきます。

[image] (動画 4.42Mbytes)


『西平安名崎』に続く。


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