2004 年 5 月 22 日 (土) 川崎

『愛しの娘』カバーイメージ

HIRUGI.co『愛しの娘』

(CD, 2006-04-26)

大病で倒れてから 1 年半、ついにヒルギさんが復活! 全国発売の復帰第1弾ミニアルバムが完成です。めでたい!


『カナスムヌ』カバーイメージ

ヒルギ『カナスムヌ』

(CD, 2003-10-25)

ヒルギさんのデビュー MAXI シングルです。 残念なことに、 東京方面でのデビュー直後の2004年秋に大病のために活動を休止し、 それ以来沖縄で療養中でしたが、 ほぼ1年のブランクを経て2005年9月に活動再開。 現在沖縄でライブを中心に活動しています。


今日は寒い〜。どうしちゃったの?という感じの寒さ。 どうやら 3 月はじめごろの気温だったらしい。 こんな日に薄手の長袖 1 枚で出てしまったのは失敗だ〜。 しかも小雨がぱらついてきたよ。 大丈夫かな?中止にならないかな? と、心配して川崎までやってきたのはなぜかというと、 ここしばらく本サイトにおいて Power Push! 中のヒルギさんのフリーライブがあるのですよ。 雨天中止らしいので、雨は困るんだよね〜。

いや〜。既に川崎に住んでいたのは 6 年前の昔になるけど、 チッタ近辺は本当に変わったよね〜。

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着いてみると、「小雨決行」の張り紙が。 やった。これなら大丈夫そう。 噴水広場の噴水を止めた場所でライブをするらしい。

ということで、メチャクチャ寒くて、 しかも雨が降っているにも関わらず、無事に開演となりました。 ヒルギさん、半袖で寒そう〜。南国生まれにはこの天気は辛かろう。 本日のセットリストは以下の通り (一部記憶が混じっているので、間違っていたら済みません)。

  1. てぃんさぐぬ花 (Traditional)
  2. 優れる君
  3. 大きな翼の日記
  4. Where have you gone?
  5. 童神 (古謝美佐子)
  6. あいたい
  7. 生きる
  8. カナスムヌ

いきなり unplugged で『てぃんさぐぬ花』、来ましたか〜。 ……大好きなんだよこの曲。 こういう大好きな曲を素晴らしい声一本で歌われると、 背筋にビリビリ走るものがあるんですよね。 電流系の声って勝手に呼んでますが。 ライブ会場でしかわからないあの快感。 私が過去に何度もライブに行った人で、 この人は天が与えた電流を持っている、 と思ったのは Cocco と椎名林檎でしたね。 あの快感は絶対に CD ではわからない。

その後はアコギ 1 本の演奏で、未音源歌曲を 3 連発 (実際は 5 月 26 日から、 ライブ会場・路上限定販売の CD-R 『アヤグ』が出ており、 そこに『優れる君』『Where have you gone?』は収録されています)。 中でも『大きな翼の日記』は特に素敵な歌詞だと思う。 音源化を切に待っています。

そして彼女が尊敬するシンガーであるという古謝美佐子の『童神』をカバー。 最近は夏川りみバージョンが世間に広がっていますが、 いやいや、ヒルギバージョンもなんとも素敵です。

『あいたい』は感情を絞り尽くすような歌詞とメロディを、 本当に絞り出すような声で歌う曲で、この日初めて聴きましたが、 最高の一曲だったと思います。

そして、デビューシングル『カナスムヌ』から、 『生きる』とタイトル曲『カナスムヌ』。 CD はバンド形式で、それはそれでとてもよい曲だと思うのですが (何しろ偶然この CD を聴いて、ライブに通いだしたのだし)、 私はライブ版のアコギ一本の方がシンプルで好きだなぁ (『アヤグ』にはライブバージョンの『カナスムヌ』が収録されています)。

まあ、ということでとても素晴らしいイベントでした。 気温は寒かった野外ライブでしたが、 これだけ素敵な音楽が聴ければ大満足です。 いつか宮古島にも行きたいな〜。 物販では、『カナスムヌ』にサインしてもらいました。 この間の O-Crest でのライブに行っていたことを覚えてくれていてありがとう。

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またライブ行こうっと。


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