さて、さらに少し東に進んだ宮良橋の周辺が、 石垣島最大のマングローブ林である、 宮良川のヒルギ林 (天然記念物) です。
マングローブと一言で言っても、実際は多くの種類があり、 沿岸部で海水を取り入れて生活し、 呼吸根を持つ多くの植物の総称のようです。 八重山近辺に生息しているものはほとんどがヒルギ科のものであり、 オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギなどがあるらしい。 ここに生息しているのはオヒルギとヤエヤマヒルギが多いとか。
下に降りてみました。
小さなカニ (シオマネキだと思う) が大量にわらわらと動いており、 人間が近寄ると一斉に穴に潜ります。
ヒルギの森。筍根により、海水に埋没しても空気を取り入れることができます。 不思議な風景です。 ややレンズが曇っていてもったいないんだけど、 一応 XGA 画像もつけておきます。
海側。流れ着いてポツンと芽を出したヒルギが結構かわいい。
こちらが上流側。 根を荒らす気もないので、中には入りません。
この力強い生命力がすごいね。
宮良橋の上からヒルギ林を見ます。
上流側はこんな感じです。ちょっと XGA もつけてみます。
以前行った西表の仲間川あたりのマングローブの森はとにかく雄大で凄いけれども、 石垣市みたいな比較的大きな街のすぐ近所にこういう場所があるところがすごいな〜。
レンズが汚れているのはご容赦!