2004 年 2 月 27 日 (金) 自宅

とある事情で、Let's Note Y2 を買いました。 ここのところ 2 台 IBM の ThinkPad を買っていたわけですが、 その前は Let's Note を 2 台使っていたわけで…。 また Let's Note に戻ってきました、 いや、来る予定です (何しろ致命的に FreeBSD で動かないような事態が生じたら、 常用マシンとして使えない…)。

実は正直、ThinkPad X31 とかにしようかとも思ったのですが、 これはもう FreeBSD とかでの稼働実績があるんですよね。 なんと「今日発売」のこのマシンで、 Centrino による SXGA+ の液晶、果たしてちゃんと使えるのか? の方がずっと面白い (ThinkPad X31 は Centrino だけれどもビデオは ThinkPad X2 系と同じ Mobile RADEON なのだ…)。

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AC アダプタは当然ワールド対応。とても小さい。

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これが標準で 7.5 時間駆動を公称する電池。 不安なほど軽い。

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マニュアル。

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リカバリ DVD-ROM がついているのはいいですね。 最近流行りの HDD からの復旧もいいけれども、 せめて光学ドライブ内蔵機種の場合は、 復旧ディスクはつけてほしいですよ。 やはり書き込み可能メディア上に復旧メディアがあるのは良くない。 しかもリカバリパーティション分使えるディスク容量が減るんだし。

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嫌な場所に嫌な文言のシールが貼ってあるな…。

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さて、出てきました。やっぱり、液晶でかいな。 A4 サイズマシンなんて買ったのは久しぶり。 重さは 1.5kg だけど…。

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とりあえず、電源オン。

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ま、最低限のセットアップをしてみます。

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ふと、パームレスト下の光学ドライブ (DVD & CD-RW) を開けてみる。 凄い構造だな。

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セットアップ完了。 広い画面だなぁ…。

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DVD-ROM ドライブのリージョンコード 2 を設定。やれやれ。

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試しに適当な(笑) DVD-Video をかけてみよう。 おお、素晴らしい。

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BIOS Setup はこんな感じ。ブート順序だけを CD-ROM 優先に変更。 いずれにせよ設定可能な項目はさほど多くない。

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FreeBSD 4.9-RELEASE, 5.2.1-RELEASE の CD-R を焼いて用意します。

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まずは 4.9-RELEASE の CD-ROM でブート。 やっぱり内蔵光学ドライブがあると便利ですね。

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仰せのままに、の適当インストール。 リカバリ DVD があるので、安心してディスクはまっさら。

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インストール進行中。

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ネットワークは rl0 でした。 要するにカニね…。

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インストール完了。

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さて、xf86cfg(1) を叩くと…あべし。 カーネル様のおっしゃることには、"agp_generic_allog_memory: unsupported type 2"、 "agp0: binding memory at bad offset 0x7df000" だそうな。 嫌な雰囲気の漂うメッセージだな…。

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何しろカーネル様のおっしゃることですから、 ここはちょっと新しい 5.2.1-RELEASE を入れてみましょう。

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あちゃー。結局 xf86cfg(1) を動かすと同じエラーが。 一応、I810 ドライバが呼ばれているということは、 Centrino 内蔵ビデオカードであると正しく認識されていることは確実なんだけどね…。

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まあ、Web を検索しても Centrino 内蔵 VGA での 1400x1050 ピクセル液晶を、 FreeBSD 上の XFree86 で動かすなどという調子のいいページは見つからず……。 やっぱり案の定、はまりましたね。わははは…。 まあこの程度で諦めるはずもない、ということで…。


続く


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