2003 年 9 月 2 日 (火) お台場

さて、日曜の休日出勤の代休で、今日は休みです。 ということで、もうすぐ公開期間が終わってしまう、 お台場・船の科学館での「不審船」公開に行ってみることにしました。 まあ、既に確定した以上「不審船」という名称ではないという理由だと思われますが、 ここでは「北朝鮮工作船」という名前で呼ばれているようです。 何となく「不審船」という名前の方が自分的にしっくりきているので…。

[image]

案内板が出ているので、場所はすぐにわかりました。 「不審船」の部分は無料公開です。 これか…。

[image] [image] [image] [image]

内部に格納されていたサブの船が横に展示されています。 上陸用でしょうか? エンジンはボルボ製。しかし、速度 50 ノット (93km/h) って…すごいな。

[image] [image] [image] [image] [image]

小さい方の船についていた GPS アンテナは古野電機製です。

[image]

外見はただの漁船モドキに見えるんですけどね…。

[image] [image] [image] [image]

気が付けば、目だった着弾の跡があるのは船首と船尾に集中しているのですね。 弾痕を見ると、左舷側からの着弾が貫通しています。

[image] [image] [image] [image] [image] [image]

階段がついていて、甲板を上から見ることができるようになっています。

[image] [image]

ここが自沈の跡ですね…。

[image] [image] [image]

この船の上で 2 年前、何が起ったのか、と考えてしまいます。

[image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image]

開口部の内部が見えます。

[image] [image] [image] [image]

「2001年12月22日、九州南西海域で沈んだ朝鮮民主主義人民共和国の若者たちに捧げる」として、 花が飾られています。 偽善という人もいるかも知れないけれども、 こういう慰霊の心を素直に持つことも必要なのだと思います。 彼等は彼等の祖国の正義のために戦ったのでしょう。合掌。

[image] [image] [image]

「銃撃を受けた穴に、工作員の着ていた下着をつめている」の表記。 一体この船のなかでどういう物語が繰り広げられたのだろうか、 と考えてしまいます。

[image] [image]

…。

[image] [image]

第二会場は連絡船羊蹄丸の船上です。 ここでは数々の引き上げられた物品が展示されているようです。

[image] [image]

缶詰は日本製でした。数々のものが引き上げられたのですね。

[image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image]

電子機器はどこかで観たようなメーカーの品が多数。

[image] [image] [image] [image] [image] [image]

ポケコンはなんと懐かしのシャープ PC-E500。

[image]

携帯は J-Phone の東芝。

[image] [image] [image]

銃器類…。

[image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image]

その他諸々…。

[image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image] [image]

……。


このサイトへのリンクには何ら許可は必要ありません。 ただし、無断で写真をダウンロードして他の場所に掲載したり、 画像加工の素材として利用するなど、再配布に当たる行為はしないようにしてください。 また、このサイトへのリンクであることを明示すること無しに <img src="..."> などで他のページの内部に画像ファイルを取り込むことも、 ご遠慮下さい。