2003 年 7 月 21 日 (月・海の日) 自宅

ということで、体調を崩して昨日からずっと寝ているのですが、 そろそろ都合 3 日目になると退屈してくるので、 一人でできる Amazon Web サービスを使った XML のお勉強続きです。

まずは XML 系の話をするには、 エディタで Unicode (UTF-8) のファイルが書けないと話になりませんが、 普段使っている XEmacs-21.4 でどうやって UTF-8 モードにするのかわかりません。 とりあえず、M-x set-buffer-file-coding-system でスペースキー打っても、 UTF-8 なんて項目は出てきません。

正直、XEmacs-21.5 ならば、 標準で簡単に UTF-8 をサポートしているらしいことはすぐにわかったのですが、 生活メーラとして Wanderlust を FreeBSD の ports からインストールして愛用している身としては、 apel, semi などの ports が editors/xemacs-devel をサポートしていない現状では、 そこまで苦労して XEmacs を 21.5 に上げる気力はなかったのです。

ということで、Google でいろいろ調べてみると (あれ、いろんなところを真似したと思うんだけど、…出てこない…。 見つかり次第出典を書きます)、こんな感じで ~/.xemacs/init.el を書けば良いらしい。

(require 'un-define)
(unless (emacs-version>= 21 5 6)
  (require 'mule-ucs-unicode "unicode"))
(set-coding-category-system 'utf-8 'utf-8)
(set-coding-priority-list '(utf-8))

っていうか、この間 XEmacs を 21.4.13 にアップデートするまでは、 そもそも ~/.xemacs/init.el って何? という状態だったのですが… (念のために書くと、 M-x custom のために .emacs を分割する必要があったためか、 .emacs 相当のファイルは、 ~/.xemacs/init.el と ~/.xemacs/custom.el に分割されました)。 「C-h はやっぱり Backspace でしょ?」な私としては、 何より (load-library "term/bobcat") が使えなくなった点だけで、 かなりショック。 ちなみに term/bobcat 相当部分は、 現在こんな感じで ~/.xemacs/init.el に書いています。

(load "term/keyswap")
(global-set-key [backspace] 'backward-delete-char)
(keyboard-translate ?\C-h 'backspace)
(global-set-key [delete] 'delete-char)

はい、これで XEmacs を立ち上げ直すと、 M-x set-buffer-file-coding-system で、 UTF-* の選択項目が大量に…。 日本語は Wnn7 で入力していますが、 日本語を書いても自動的に UTF-8 の autodetection がききます。 素晴らしい。 めでたしめでたし。


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