(CD, 2003-03-19)
レビューには微妙な意見もあるようだが、分かる気もしないでもない。 期待が高いだけに、こういう競作的なものにはどうしてもイメージがついていかない部分もあるのかな? でも、いい曲多いから好きだよ。
(CD, 2002-10-23)
これは昨年の文句なしの傑作。 2002年末のライブでケミストリーの堂珍くんとのデュエットでライブを聴いたのも懐かしい。
(CD, 2002-08-07)
タイトル曲もいいが、 何と言っても『君を見た最後の場面』が素晴らしい出来だと思う。
さて、今日は川村結花のライブ (ツアー『around the PIANO 〜そのピアノのまわりにはいろんな音楽家たちがやってきます〜』東京公演) ということで、仕事帰りに有楽町朝日ホールへ。
いやー、入ってみて改めて…久しぶりにこんな大きな会場でやるなぁ。 去年は隔月くらいでやっていた PIANO NIGHT シリーズといい、 部屋の真ん中のピアノを全員で囲んだ PIANO NIGHT SPECIAL といい、 非常にこじんまりとした会場で、ピアノ一本でやってきたのですが (すくなくともそういう会場にしか行ったおぼえがない)、 今回はかなり大きな会場です。
しかも今回はピアノ一本じゃないぞ。 編成は、ピアノ (本人)、ヴァイオリン + 二胡、 アコースティックギター、 サイレントベース (コントラバスタイプで共鳴胴が全くないやつ、カコイイ!)、 パーカッションという 5 人編成。
特に、何と言ってもヴァイオリン + 二胡の担当の土屋玲子さん (e-KLAY) が素晴らしかった! 後で思わず、e-KLAY の CD まで買ってしまおうと思ったけど、 検索するとまだディズニーもののコンピレーション『Wish 2』に参加しているだけだな (結局他の参加者にも興味あったし買っちゃったけど)。 公式サイトで流れる『Voyager』、 いい曲なんだからどこかで CD にしてくださいな)。
最初の曲は何になるのかな? と思ったら「夕日が沈んだら」でした。 ということで、 去年の四季ミニアルバム + 今回の「around the PIANO」を中心の選曲でしたが、 以前の曲も何曲も入っていました。 いつもライブではピアノ一本で聴いていた曲たちですが、 こうやってアコースティックバンドの形式で聴くと、 またなかなか全く違った感じになって、 とても良かったです。 中にはかなりジャージーなアレンジになった曲もあり、 それもまた面白かったな。
しかし、ジャージーと言えば、 MC が最近そこはかとなく綾戸千恵化の気配を見せている気もしないではない (^^;。 ふむ、いつの間にサッカーのオリンピック予選で君が代を歌っていたんだ。 おお、本当だ。しかしここは朝日ホール (苦笑)。素晴らしい。 さすがにこれだけは歌詞を間違えては大変と、 大変だったとのこと。
今回はこの手の大きなワンマンでは珍しく「夜空ノムコウ」もやっていましたね。 個人的には今回のベストは「朝焼けの歌」(今回は堂珍くんは来てませんでしたが)と アンコールの「君を見た最後の場面」かな? 特に、「君を見た最後の場面」は、オリジナルもピアノ一本なのですが、 そこに二胡とベースの響きが次々に入ってくることで、 さらにイメージを深めていたように思います。
それに加え、「いないと」や「オールディーズ」のような最近の曲に加え、 泉谷しげるの名曲「春夏秋冬」のカバーも素晴らしかったなぁ〜 (どちらもアルバム『around the PIANO』に入ってますが、 残念ながら「君を見た最後の場面」はミニアルバム『オールディーズ 〜夏盤〜』にしか入っていません)。
「君を見た最後の場面」が終了し、 美しいピアノのインストゥルメンタルでシメ。 拍手。今までの川村結花のライブでは最高の出来でした。
いやー、この人、ヒット曲には恵まれていないけれども (他人に提供した曲には『夜空ノムコウ』や『コイシイヒト』をはじめとして、 結構ヒットした曲があるんだけどね…)、 女性シンガーソングライターの中では抜群のメロディメーカーだと思うんだけどね〜。 もう少し世間的に注目されても良いのではと思います。
あと、今回のもう一つの収穫は土屋玲子さん。 とても素晴らしい演奏でした (プロフィールを見ると、 いろいろなアーティストのバックで演奏されているのですね)。 e-KLAY での活動も応援しております。