由布島から大原方面に Pacific-18 で走ります。 他の自転車としては、一台だけ、MTB で走っているお兄さんとすれ違いました。 橋のところでちょっとパノラマ写真風に。
行きと変わらず、50m ほどのアップダウンが続きますが、 途中で天気が良くなってきて直射日光が差してきました。 メチャクチャ暑いのですが、きつい登り坂ととても気持のいい下り坂の連続で、 この「やいまのてぃーだ」も非常に気持いい。 しかし、これだけ汗が流れると、日焼け止めの効果も怪しい。
ここからちょっといったところで、 牛車の同乗者達が「間に合わせて」とおっちゃんに言っていた 1 時のバスに追い越されました。 でも結局、大原の停留所から港に歩いている同乗者達に追い付きました (^^;。
やはりせっかく西表に来たのだから、サイクリングとは何の関係もないけど、 日本のアマゾン、仲間川を見ていきたいなー、 ということで、遊覧船の乗り場にやってきました。 すっかり天気は晴れました。日差しが強烈。
さて、出発。乗船料は確か 1,300 円。
船は仲間橋を越えて上流に向かいます。 一応、仲間橋が海と川の境界となっているそうですが、 実際は川全体が逆流もする汽水域となっているそうで、 日本のマングローブの森の面積の何分の一だかが、 この川の流域に集中しているそうです。
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マングローブの密林が見えてきました。 マングローブというのは実は植物のジャンルの総称であって、 ここには 4 種類のマングローブが群生しているそうです。 それぞれ、根の形や幹の形などに明らかな個性があっておもしろい。
左右の森は、どこも生命の気配に満ち満ちています。
さらに船は上流に。
この船、エンジンが二発ついていて、意外にスピードが出ます。
この辺り、アダンの樹が繁っていて実をつけているのですが… ちょっとよく見えないですね。
マングローブの葉が一部黄色くなって落ちるのは、 水中の塩分を一部の葉に集めて枯れて落ちる現象なのだそうです。
さらにどんどん奥に。しかし、気持ちいいなぁ〜。
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山の中腹に、ヤエヤマヤシの群落が。
しかし、この巨大な豆……、すごいなぁ。 写真だと今一つ迫力が伝わりませんね…。
さて、河口から約 6km の場所までやってきました。 桟橋が見えてきたので、そこに停泊します。 ここには発見されている最大のサキシマスオウノキがあるそうです。 ところで、サキシマスオウノキって何?
ジャングルの中を少しですが歩きます。
おおっ、これか!! これはすごいぞ! 400 年かけて成長したと推測される巨大な盤根。
いや、本当に何か宿っているのではないかという感じの、 物凄い樹ですねー。 上の方には、ちゃっかり別の樹が乗っていたりします。
さて、船の方に戻りましょう。
船は河口の方に、行きよりも早いスピードで下っていきます。 途中でカヌーでやってきている人々もいましたが、 カヌーだとさらに気持いいだろうなぁ…。
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仲間橋が見えてきました。
この謎の穴は、埋没化石林だそうです。
と、いうことで、出発点まで戻ってきました。
ふう、素晴らしい。 自転車を止めているところまで戻る途中にあったきれいなブーゲンビリアをアップで。
さて、西表島、すごい島だったなぁ。 なんで八重山諸島って、これだけ島が密集しているにも関わらず、 どの島もとても個性的なのだろう?
と、いうわけで、また来るぜっ!
しかし、海の色、きれいだなー。 これでも写真では雰囲気が今一つでないな〜、と思っているのだけれども…。
本日の走行距離、26.4km。 距離としては大したことはないんだけど、結構疲れたなー。
本日の自転車 GPS ログ。
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