タイムゾーン: -8H 日本との時差: -17H
さて、ちょっとビクビクしながら LAX にやってきました。 どの程度の警備があるかどうかと思ったのですが、 まずは LAX に入る時に、検問が行われていたのですが、 怪しそうにも見えなかったのか、特に問題なくスルーさせてくれました。
出発ロビーへの入場は特にパスポートコントロールの類はなし。 一応、見送りも入ることができます。
ただし、チェックインカウンターの前に、大きな机が並べられており、 そこで預け手荷物はチェックを受けるようです。 で、バッグには鍵をかけてはいけないという指示が。 どういうことかというと、 机のところには TSA (Transport Security Administration) の職員が、 原則的に預け手荷物の全数開封検査を行うということです。 預け手荷物は、TSA 職員に一旦渡されたら、 その後客が手を触れることは許されません。 そして、机からチェックインカウンターに運ぶのは TSA 職員であり、 客は触ることができません。
この検査は、化学センサーを用いたものもあるようで、 何か分析器のようなものにサンプルを入れ、 その結果に基づいて OK を出しているようです。 もしかしてプラスチック爆弾等のチェックをやっているのかな? ちなみに、新しい X 線検査機は未現像フィルムが感光するのだそうです。 フィルムは預けないようにとの指示もありました。
…なるほど。これは単なるシールに頼る方法よりもずっと合理的だな。 で、さらに預けた後、裏でチェックが再度行われるようです。 まあ、鍵が何かの拍子で開いちゃったらとか、いろいろ不安ではあるけれども。 ということで、第一段階のチェックインは無事に通過。
ということで、コーヒーをすすりながら一息。
さて、次はゲート方面への検査です。 身につけたあらゆる金属製品をはずせる限りはずせとの指示。 そして、全員靴も脱いで別途 X 線に。 PC は全員鞄から出して別途 (これは前からそうだよな)。 さらに、金属探知機の下では一旦停止すること。
ということで、ここも特に問題なく通過。 しかし、今までで一番厳重な警戒体制でした。 ふう。 ということで、signet ラウンジにやってきて、 ネットに繋いで一息…。
で、ゲートに移動。警備の厳重化のために 30 分近く出発が遅れました。 ゲート通過後の抜き取り検査も相変わらずです (今まで一度も呼び止められたことはないけど)。
ということで、無事に離陸しました。ふう。 機内は行きの便よりは混んでいました。 まあ、一刻も早く帰りたい人が予約を変更してきているかも知れないしね (一応、予約変更不可のチケットでも特例で無料で予約変更できるようだし)。
機内のシートテレビでは、 NHK のニュースをやっていたので、 はじめてイラク関係のニュースを日本語で見ました…。
ということで、かなりお腹が減ってきたところに、機内食。 私は魚を選択。うん。これはエコノミー飯としては結構いい感じだなー。
うーん、でもやはり気分が落ち着いていなかったせいか、よく眠れない…。