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昨日も書きましたが、何日も横を通っているたびに、 どんどんこのグラウンド・ゼロも日常の光景と化してしまうのは恐ろしいものです。 連れはソーホーにお買い物に行っているので、 私はいつもの Cortlandt St. Station とは逆の、 ワールドファイナンシャルセンター側に行ってみましょう。
陸橋を渡り、ワールドファイナンシャルセンターへ。
陸橋は屋根のあるもので、窓からはグラウンド・ゼロが見えます。
ワールドファイナンシャルセンターに入りました。
グラウンド・ゼロに面した窓の一面がプロジェクタのスクリーンになっており、 街角のビデオが流れていました。
すでにワールドファイナンシャルセンターのショッピング街やレストラン街は、 その大半が復旧したようです。
テロで壊滅的な打撃を受けたウィンターガーデンが見えてきました。
ここはすでに完全に復旧しています。
このウィンターガーデンの端で、 グラウンド・ゼロ再建案のコンペに関する中間報告展示会が行われています。 現在数プランが出ているようですが、 その多くが大きなビルを再度建てる案です。 昨年はじめあたりは、 もっと低いビルを建てるとか言っていましたが、 現在では前の WTC よりも高い建造物を建てる案が主流のようです。うーむ。
フレームで作られたタワーと空中庭園 (?) という感じ?
井桁型?
これはすごいな…。本当に建造可能なのだろうか? 確かに中央部に垂直に芯が通っていそうだが…。
珍しい平面案。
他にも数案、ビルを建てる案があるようです。
さて、そろそろ外に出ましょう。
ハドソン川沿いに出ました。気持いい冷えきった空気です。
ワールドファイナンシャルセンターの横を通り、グラウンド・ゼロ側に出ました。
ちなみに、この中破したビルの右の赤い建物が現在宿泊中のホテル。
さて、再度セント・ポール教会方面に戻ります。
晴れた日の昼は、さすがに WTC Viewing Area にも多くの人が集まってきています。
ここには、この場所の歴史を示すパネルが張られており、 みんなが読んでいます。
地下鉄などの復旧に関するパネルもあります。
セントポール教会の裏側は、 まだ数ヵ月前のように様々なものが置かれています。
前の方には大きな看板が出ているのですが…どんなもんかな〜?、これは。
さて、ホテルの方に戻りましょう。
しかし、ホテルの隣のビルは、こうみると本当にボロボロになっているな〜。
このガラスにこびりついた埃は、やっぱり去年からの埃なのかな?
ということで、いったんホテルに戻ります。