2002 年 11 月 21 日 (木) ロサンゼルス

タイムゾーン: -8H 日本との時差: -17H

ちょっと落ち着いたのでホテルからネット接続。 繋いでみると、どういう設定で海外で FreeBSD の PPP からつないでいるのか、 という質問メールが偶然来ていたので、 頃合も良いリクエストにこたえて書いておきましょう。

[image]

私が使っているのは @nifty の UUNET 海外ローミングサービスですが、 設定は簡単です。FreeBSD の /etc/ppp/ppp.conf は大体こんな感じ。

default:
 set log Phase Chat LCP IPCP CCP tun command
 ident user-ppp VERSION (built COMPILATIONDATE)

 # Ensure that "device" references the correct serial port
 # for your modem. (cuaa0 = COM1, cuaa1 = COM2)
 #
 set device /dev/cuaa4

 set speed 115200
 set dial "ABORT BUSY ABORT NO\\sCARRIER TIMEOUT 5 \
           \"\" AT OK-AT-OK ATW1E1Q0 OK \\dATDT\\T TIMEOUT 40 CONNECT"
 set timeout 400                        # 3 minute idle timer (the default)
 enable dns                             # request DNS info (for resolv.conf)

#@nifty UUNET
nifty-uunet:
 set authname *@nifty.com
 set authkey *
#Los Angels
 set phone 9,6208910
#Pasadena
# set phone 9,5850100
 disable dns
 add default HISADDR

set phone に "9," がついているのは、 ここのホテルの外線発信が 9 番のためです。 日本で繋ぐのとあまり変わりはないですね。

ちなみに、アメリカのホテルの場合は、 local call と long distance call の外線発信番号が異なる場合が多いため、 注意が必要です。 もしかして、long distance call の番号を使って市外局番をつけてダイヤルすると、 市外通話料金を取られたりするのかしら? (アメリカは基本的に local call は無料ですが、 ホテルでは特別に料金をとる例が結構多いようです)


『スンドゥブ、気に入ったぞ』編に続く


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