そろそろ家のマシンもパワー不足が目立っているので、 一台そこそこ強力なマシンを組んでみようということで、 はじめての Pentium 4 マシンの組み立てに挑戦。 とはいっても、安直に Soldam のベアボーンを買ってきてしまいました。 Pentium 4 系の自作にはまったく経験がないため、 久々にドキドキです (^^;。 SiS 651 ベースのマザーボードということもよく分からずに買ってしまいました (これが後ではまる原因に。後述!)。
メーカーが動作保証しているのは、 Northwood Pentium 4 2.53GHz (533MHz システムバス) までということで、 2.53GHz のものを買ってきました。 とはいっても、全然知識がないので 533MHz というのもよく分かっておらず、 ちょっと予習してから行かないと全く買えない (^^;。
中身。 どんどんファンと CPU の比率は、 ファンの方が大きくなっていくな〜。 っていうか、箱の中身のほとんどがファン。 すげえ。
PC2100? PC2700? 何それ? な状態だったのですが、 とりあえず PC2700 の 512MB DIMM を買ってきました。
最近、うちに DVD-ROM の読めないデスクトップは作らない、 というポリシーのもと、CD-R/RW ドライブが余っているにも関わらず、 DVD-ROM/CD-R/RW ドライブを購入。 まあ、DVD-ROM でもよかったんだけど、 コンボドライブも 1 万円強と、わりとこなれた価格になっていたからね。
あまり Windows で使うつもりはないんだけど、 Windows も一応買っておくことに。 XP + SP1 + Plus! の OEM 版。 SP1 がついていると「Version 2002」となるのかな。 CD-ROM のホログラムには「Version 2002」となっていました。
HDD は余っていた IBM の 120GB。 あ… FDD 買い忘れた。 今はブータブル CD があるからとりあえずはいいけど、後でちゃんと買ってこよう。
さて、ベアボーンのふたを開けましょう。
さすが星野金属、カッコいいぞ。 うちの現役デスクトップ PC はこれで、 3 台全部星野金属になったな。
電源と HDD のベイをずらして組み立てを行うのね。
……… (結構長時間かかったぞ) ………。 大体組み上がったかな? 結構な実装密度になるね。 ファンの取りつけは、Pentium III 時代よりもだいぶ簡単になっていてうれしい。
FDD はないけど、さしあたって完成。
無事に BIOS Setup も起動しました。
とりあえず Windows を半分くらいのパーティション (NTFS 50GB) にインストールしましょう。
この HDD ランプ、カッコいいな。
あれ、昔の XP って、インストーラにこんなネットワークのセットアップ画面、あったっけ?
さしあたってインストール完了。 VGA、サウンドなどの各種ドライバはいれていないけど、 後ででいいや。
諸事情で 10GB ほど FAT32 パーティションも確保します。
さて、FreeBSD 徹底入門の限定オマケ DVD を突っ込んでみましょう。
うん、ちゃんと読み込めるね。DVD-ROM は OK、ということで。
DVD-ROM から FreeBSD のインストーラを起動することに。
が、ata0 の初期化でハングアップ。 しまった。SiS 651 ってまだサポートされていない? もしかして。
-current のソースの sys/dev/ata/ata-dma.c だと、こんな感じにあっているんだけど…。
case 0x55131039: /* SiS 5591 */ if (ata_find_dev(parent, 0x06301039, 0x30) || /* SiS 630 */ ata_find_dev(parent, 0x06331039, 0) || /* SiS 633 */ ata_find_dev(parent, 0x06351039, 0) || /* SiS 635 */ ata_find_dev(parent, 0x06401039, 0) || /* SiS 640 */ ata_find_dev(parent, 0x06451039, 0) || /* SiS 645 */ ata_find_dev(parent, 0x06501039, 0) || /* SiS 650 */ ata_find_dev(parent, 0x07301039, 0) || /* SiS 730 */ ata_find_dev(parent, 0x07331039, 0) || /* SiS 733 */ ata_find_dev(parent, 0x07351039, 0) || /* SiS 735 */ ata_find_dev(parent, 0x07401039, 0) || /* SiS 740 */ ata_find_dev(parent, 0x07451039, 0) || /* SiS 745 */ ata_find_dev(parent, 0x07501039, 0)) { /* SiS 750 */ int8_t reg = 0x40 + (devno << 1); int16_t val = pci_read_config(parent, reg, 2) & 0x0fff;
ここに「ata_find_dev(parent, 0x06511039, 0) || /* SiS 651 */
」を突っ込め、
と私の直感が告げているんだけど、
フロッピーがないとこの辺りを作り込んだ FD を使ってインストールする辛いな
(しかもインストールがうまくいっても、
そのシングルユーザモードでパッチを当ててカーネルを作り直す必要がある)。
FreeBSD に関しては明日以降に持ち越しだな。