2002 年 9 月 28 日 (土) 自宅

最近、CD レビューをしていなかったので、 風邪を引いたついでに、 たまりたまった CD の山を少しずつ処理していきましょう。 あまりにたまっているので昔のやつが出てきても気にしないでね。 まずは 6 月頃〜 8 月頃に買った CD からセレクト。


cover 元ちとせ『ハイヌミカゼ』

というわけで、元ちとせ。 最近うさんくさい「癒し系」だのという変なキーワードを冠されてしまうようですが、 なんだかな〜。 このアルバム、私的にはかなり気に入っています。 特に最後の、『ハイヌミカゼ』→『君ヲ想フ』→『凛とする』への 3 曲の流れはとても好きですね。 『凛とする』は、『MUSIC DETECTED』つながりのディープ・フォレストとのコラボレーション (それはそうと、『MUSIC DETECTED』はインドネシアの Anggun も参加していたりして面白い)。

ところで、『サンゴ十五夜』って曲名…関西弁 (^^; ?


cover 元ちとせ『コトノハ』

元ちとせもう一発。 インディーズ盤も聴いてみたけど、 このアルバムが一番気に入ったな。 特にタイトル曲の『コトノハ』、素晴らしい! ちなみに元ちとせと奄美の音楽については、 SWITCH がまたもやいい特集をしています。 『SWITCH Vol.20 No.6 (JUNE 2002)』の表紙・巻頭特集『元ちとせ [島へと還る歌]』、お勧めです。


cover 柴田淳『月光浴』

某メーリングリストでも以前話題になったりと、 ずっとひそかに気になっていたものの、これまで CD を買っていなかった柴田淳。 スカパーでこの『月光浴』を聴いて、今までしっかり聴いていなかったことをマリアナ海溝より深く後悔、即座に反射でクリック & 購入してしまいました。 ピアノとストリングス主体の、荘厳なメロディに負けていない歌声、 『月光浴』というタイトルにとてもマッチしていて、非常によいです。

慌ててアルバム『オールトの雲』も購入。 こちらはまた雰囲気が違うのですが、これもいいアルバムです。 ニューシングル『片想い』ももうすぐ出るようなので、楽しみ。


cover organs cafe『CACALIA』

ちょっと毛色が違うな。 いわゆるカフェ系ってやつ。 聴き込むサウンドというよりは、 BGM にも気軽に使える気持いいサウンドです。 まあ、確かにいい感じなんだけど、不安なのは ZAIN、すなわちビーイング系所属であること。 ビーイング系で、ちょっといいな、と思った人は、 今までの経験上冷や飯を食らう可能性が高い。困ったもんだ。


cover Vanessa Carlton 『Be Not Nobody』

スペースシャワー TV で POWER PUSH になっていた "A Thousand Miles" を聴いて、 反射的にクリック & 購入。 これはいいねぇ〜。モロに好み。 他のトラックもお気に入りです。 こういうピアノ + ストリングス + 美しいボーカル系、好きなんです。 特にラストの "Twilight"、素晴らしい。 リンク先で試聴できるので聴いてくれ。 今度の渋公でのライブは行く予定です。


cover Avril Lavigne 『Let Go』

あうあう、また毛色が全然違う。 一言、「カコイイ!」。 まあ、売れてるし、テレビ CF でもじゃんじゃん流れているしね。 この間川村結花のライブのオープニング前にこのアルバムが流れていて、 「うわ〜、合ってね〜」と思いました (^^;。


cover 長谷川都『はなうた 〜明日が思い出になる前に〜』

またしても毛色が違う。ムチャクチャだ。 長谷川都は何度もライブに行こうと思いつつ、 予定が合わずにまだ一度も行けていない。 この曲、この古くも懐かしいメロディがすごくいいんだよね〜。 なんというか、たとえば ZONE の 『secret base〜君がくれたもの〜』なんて認めねぇ〜、 とか言いつつ、ひそかにああいう古臭くもノスタルジックなメロディは好きでたまらない、 とかいう人にお勧めかと (^^;。 まだ、アルバム全体において評価できるかというと、 この曲が 1 曲目に入っている『折々』あたりを聴く限りではまだまだかなぁ、という感じなんだけど、 今後に期待。


cover 川村結花『オールディーズ 〜夏盤〜』

川村結花の今年の企画、季節モノのミニアルバム第 2 作。 とてもよい! ここ数年ちょっと不調かなぁ〜、 と思っていたのですが、 特にこのアルバムのタイトル曲と『君を見た最後の場面』は非常に素晴らしい出来だと思います。 この間北海道に行ったときは、 富良野線でずっと、このミニアルバムを聴いていました。

しかし正直言って、『Lush Life』のような、 捨て曲なし!完璧!もう言うことなし! なフルアルバムを、もう一度聴きたい気もする。頑張ってほしい。


cover 朝崎郁恵『うたばうたゆん』

これはすごい。 1935 年生まれというお歳を感じさせない力強い歌声。 奄美の島唄とピアノの伴奏のみというシンプルな構成で、 聴かせてくれます。 日本には誇るべき音楽がまだ知らないところにたくさんあるのだなぁ、 と思いました。素晴らしい。 タイトルは「うたをうたいましょう」の意味だとか。

元ちとせのブレイクで広く知られるようになった奄美の音楽ですが、 興味を持った方には是非お勧め。


cover YeLLOW Generation『北風と太陽』

最近、このサイトに google から「北風と太陽」というキーワードで来る人が多くて気になっていたんだけど、 ここにあったのはハートバザールの『北風と太陽』についての紹介だからね。 そういえばハートバザール、解散しちゃったんだよね。残念…。

というわけで、YeLLOW Generation のやつとは全く関係ありません。 まあ確かに YeLLOW Generation は『LOST Generation』のプロモーションの頃から、 なんか妙な連中だな、と思って気になっていたんですけどね。 この CD、キャッチーなメロディのタイトル曲よりも、 何げに C/W の『2880316 地球最後の日の皆様へ』の方が面白い曲だと思うけど。


おお、だいぶ書いたぞ。いくつも重要な CD を書き忘れている気がするんだが…。


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