2002 年 9 月 27 日 (金) 自宅

本日購入の DVD です。


cover 宇多田ヒカル『UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION+ UH3+』

世間でもっとも PV に金をかけられるアーティスト (笑)、 宇多田ヒカルの PV 集 DVD です。 今やヒカル嬢の旦那になってしまった紀里谷氏の監督作品のみ 5 本 (『Final Distance』は『UH2』からの再録ですが、 メイキングにちょっと再編集がかかっており、新しいシーンが入っています)。 ジャケットアートワークもすごいね。 特に、『光』で費用を圧縮したぶん、2 本分の予算を注ぎ込んで作られた (のではないかと想像する)『SAKURA ドロップス』の PV、 ノーカットでしかも DVD 画質で見ると、やっぱりすごいね〜。

やっぱり面白いのはメイキング。 何と言っても『SAKURAドロップス』の打ち合わせで紀里谷氏の持ってきた案を、 議論で却下する宇多田ヒカル。面白い。 この二人、家でも英語で会話しているのだろうか (^^; ?

ひたすらお金のかかっていないけれども、狂気の 1 カット長回し PV 『光』、 さすがにメイキングはないだろう、と思ったら、あらら、ちゃんとありました。 短いけど (オマケ映像にこの PV の「紀里谷バージョン」が一部収録されているのですが、 これが爆笑)。

映像メイキング的に面白いのは『Travelling』かな。苦労してるなぁ〜。 『SAKURA ドロップス』は CG とポストプロダクションの勝利だから、 メイキング的にはあまり派手さはないんですよね。 オマケの『Deep River』の PV もとにかく映像がきれい。 あの島、どこだろう?

…というわけで、すっかり音楽には関係ない映像作品的レビューになっちゃうけど、 やっぱこの PV 集はすごいと思う。 ふんだんにお金が使えることを目一杯利用して好き放題やっているのは、 見ていて小気味いい。


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