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さて、 チャイニーズシアター近辺と少し離れた場所にエジプシャンシアターがあります。
その名の通り、エジプト風のたたずまい。
なぜここに来たかというと、 連れの高校時代からの友人がここで働いている、とのことで、 会えるかなぁ〜、などと言っていたら、 あっさりポスターの張り替え作業中に遭遇。 ということで、映画館の中に入れてもらいました (どうもありがとうございました)。
で、ロハで入れてもらったから宣伝すると言うわけではないのですが、 この映画館、いいところです。 「地球の歩き方」とかを見ると、 普通の映画を見るよりなんかドキュメンタリー風のなんとかという映画 (現地に置いてきたので何という名前か忘れた) を見る方がいい、 とかさらっと流されているのですが…、 うーん、わかっちょらん、です。
この映画館は、 どうも B 級映画やマニア好みの映画を、 立派なスクリーンでかける、ということをやっているらしく、 客はそれほど多くはないですが、 みんな映画好きと業界人、という感じでした。
我々が見たのは、 「いかにも」という感じの B 級映画、 『The Car』でしたが、 まずは映画祭みたいに映画の解説を劇場の人が舞台で解説し、 みんなその B 級さ加減とかに大爆笑しながら映画を見るという、 ちょうど、日本で言えば東京ファンタスティック映画祭みたいな雰囲気なのです。
ちなみに、この後の時間帯にやっていた映画は、 『サイレント・ランニング』、 『マトリックス』で、 翌日は『攻殻機動隊』など…、 と、「わかってるねぇ〜」、という感じの選択です。 知っている人は分かると思うけど、いいセレクトでしょ? 一番マイナーなのは『サイレント・ランニング』かな? 1971 年の SF 映画で、最後の生命を乗せた宇宙船と、 それを守る男とロボットのストーリー。 そういえば「天空の城ラピュタ」の、ロボットに守られているラピュタのイメージは、 たぶんこの映画が元になっていると思う。
てなことで、ハリウッドの良心、という感じで、 とても好感度高かったです。 東京国際映画祭よりファンタスティック映画祭の方が好きな人は、 ぜひハリウッドにお立ちよりの際はエジプシャンシアターまで、いかがかと (^^;。
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