2002/05/03 ロンドン(3) 「ダブルデッカーでテート・ブリテンに行こう」

せっかくだからはじめてのロンドン、ダブルデッカーに乗ろう、ということで、バス・地下鉄乗り放題の Travelcard を買って、ダブルデッカーに乗り込みました（最初は様子をみるべく１階席）。旧式車両はドアがないのでいつでも乗り降り自由、乗り込むと検札 & 切符販売のおじさんがどこからともなく現れます。しかしこの時期はいいけど、冬は寒いんじゃないか？それじゃ…。不思議だ。

をを、なんか「無印良品」があるぞ (オックスフォード通り)。

ふとなんとなくバスを降りるとそこは…どこ？まあ、なんか地図を見るとこの近辺からテート・ブリテンのある、ピムリコ方面へのバスが出ているらしい、ということで、つかまえてみることに。

よく知らずに乗った割には、結構肝の観光スポットを通るバスだったみたいで (っていうか、狭い街だからそんなものなんだろうが)、なかなかいろんなところを走り抜けてくれました。ちなみに、ロンドンのバスは一切次の停留所に関する情報を放送しません。自らの目と知識で判断しろ、とのことらしいですが、隣の人に聞く、というのもよくある手段のようです。

……だから、昨日の夜にこの街に来たばかりのペーペーに聞かれても、わかりませんってば (^^;。ごめんなさーい。でもやっぱり、ダブルデッカーは街の雰囲気が感じられていいですね。

おお、何だかわかんないけど、さらに観光地っぽくなってきた (^^;。

ヤマカンでピムリコ付近で下車。急いで地図を見て場所を把握。うう、ちょっとカンが外れ、イマイチ目的地からずれたところで降りてしまったらしい。でもなんかいい町並み。しばしお散歩。

うん、今日も天気予報が今一つだった割には、一応晴れてきた感じだぞ。 BA ロンドンアイ、なかなか目立っているなぁ。

ということで、テート・ブリテンにつきました。中は撮れません。

最近はすっかりミュージアム巡りが趣味と化しているのですが、ここ、なかなかいい美術館ですね。

エントランス・ホールにはモダン・アートが飾られているのをはじめ、結構モダン・アート系も多いですが、そちらはやはり新しい姉妹ミュージアムのテート・モダンが本場でしょう。

ここはターナーのコレクション (かなりすごい) が有名で、ミレーの「オフィーリア」等も置いてあります。「オフィーリア」の実物見たのははじめてだけど、あの細部へのこだわりは凄いね。ターナー・コレクションは、未完成の絵の大量なコレクションがとても面白かったです。

そうそう、わりといろんな意味で罪深そうな、終末論的宗教画も結構あるんだけど、うーん、夢に見そうな絵だったなぁ… (^^;。

ミュージアムショップは品のいいものがいろいろ置いてあったので、かなりよかったです。テート・モダンの方も行く予定なので、双方見比べて考えよう。

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2002 年 5 月 3 日 (金・憲法記念日) ロンドン